2月8日から、アメリカ・コロラドスプリングスで開催される、ISUチャンピオンシップスの一つ・四大陸選手権。
全日程配信するサービスでは、りくりゅうを今大会の"主役"として扱っており、りくりゅうの最大のライバルは、今大会出場しないとの情報が入ってきています。
今大会は当初、オーストラリア・シドニーでの開催が予定されていましたが、オーストラリアフィギュアスケート協会が開催を返上したことにより、アメリカでの代替開催が決定。
日本勢としてりくりゅうをはじめ、10選手が出場することで注目が集まっています。
特に、今シーズン負けなしのりくりゅうこと、三浦璃来選手と木原龍一選手は大注目となっており、今大会を全日程配信するFOD(フジテレビオンデマンド)は、2人を今大会の"主役"として扱っているようなビジュアルを掲示しています。
ちょうど1年前の北京冬季オリンピックでの活躍で、広く注目を集めたりくりゅうの2人。そこからの活躍はそれまで以上に目覚ましく、2人の親子や兄妹のような不思議な関係性とともに、リンクでの2人の最高の笑顔と演技に惹きつけられる方々が続出しています。
そんな2人が出場する今大会のペア種目には、りくりゅうを含め10組が出場。
その内、総合200点以上を出しているのは2人だけとなっており、続いてグランプリファイナル4位、カナダのディアナ・ステラート・デュデク選手・マキシム・デシャン選手の197.89点となっています。
りくりゅうの2人は、昨シーズンから合わせても、フリーでミスが続いた昨シーズン末の世界選手権での199.55点が最も低い得点となっており、今シーズンは、出場した全ての大会で優勝を果たし、それら3つの大会で総合210点台を叩き出しています。
そんな2人の今シーズン最大のライバルである、アメリカのアレクサ・クニエリム選手・ブランドン・フレイジャー選手組は今大会にはエントリーしておらず、直接対決は世界選手権となると見られており、今大会でのりくりゅうの優勝は、ほぼ間違いないと思われます。
また、りくりゅうの前回大会となっていた全日本選手権では、荷物の紛失により無念の棄権となっていましたが、今大会はりくりゅうが練習拠点としているスケートオークビルから、5時間弱のフライト、また、陸続きですので車での移動も可能となっているようです。
相次ぐ飛行機の遅延で僕たちがトロントの自宅を出てから50時間程?も経ちました。
— Ryuichi Kihara(木原龍一) (@ryuichi_kihara) 2022年12月20日
今はまだバンクーバーにいます。
開会式には間に合いませんが、大会当日には間に合うように大阪に向かっています!
どうか日本に到着できますように…#木下グループ pic.twitter.com/M2nPmYFeaf
日本への移動に比べ、時間や体への負担は半分以下。
それに加え、しっかり者の木原選手がついていますし、前回のことや、おっちょこちょいとして有名な三浦選手のことも考えて、早めの移動や荷物紛失などへの対応をしていると思われます。
そんな2人は、日本時間8日6時過ぎから始まる公式練習から参加し、11日3時35分からのショートプログラム、そして12日6時50分からのフリーで、素敵な演技を披露し、魅了してくれるでしょう。
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