3月11日に、京都アクアリーナを会場に開催された、京都フィギュアスケートフェスティバル2023。
3年ぶりに開催されたこのエキシビションに、今シーズン世界を魅了してきた、はるすみペアやきだもりカップルらが出演し、ファンの方々を満面の笑みにしてくれました。
今シーズン、ジュニアの国際大会で大活躍を見せた日本勢の選手たち。そんな選手たちの中には、京都にゆかりのある選手たちも多く、この日の会場には、はるすみこと、村上遥奈選手・森口澄士選手組や、きだもりこと、來田奈央選手・森田真沙也選手組らが大勢集結。
このエキシビションは、実力のある選手たちが出演するにも関わらず入場無料とのことで、多くのファンの方々が来場。
ジュニアグランプリ大会で優勝や2位など、大活躍を見せた中村俊介選手らも来シーズンからのエキシビションを演じる中、注目はカップル種目に。
第1部から登場したはるすみペアときだもりカップルは、何と同時に6分間練習をするという、ファンの方々からすると贅沢なシーンが見られると、まずはきだもりの2人が、新年のIce Explosion 2023で見せた、蛍光色の元気の出る衣装を身に付け登場。
実はこの日は、來田選手16歳の誕生日。
2人の登場に合わせ、誕生日を祝うアナウンスが流れると、会場は一気に祝福ムードに。
來田選手はこの開催後、誕生日をスケートして過ごすことのできた幸せと、アイスダンス愛を自身のSNSに投稿してくれていました。
そんな2人は、「盛り上がらせます!」というメッセージ通り、Dead Or Aliveの「You Spin Me Round」のリズムに合わせ、元気いっぱいに演技を披露。
キレのあるスケーティングに加え、力強いリフト、そして何より最高の笑顔で会場を一気にヒートアップさせていました。
続いてはるすみペアが、今シーズンのショートプログラム「海賊」の爽やかなブルーの衣装を身に纏い登場。
実はこの演技の前の6分間練習で、会場に訪れた方々を驚かせていた村上選手。そのあまりのスケーティングの速さで、好調をアピールしていたのです。
負けじと、最高のパートナーである森口選手も奮起。
安定感のあるダブルツイストリフトを成功させると、2人の最大の武器であるサイドバイサイドのジャンプを華麗に着氷。また、圧倒的シンクロ率で、演技後には多くのファンの方々がスタオベで称賛していました。
第2部には男女シングルの選手たちが大勢出演し、森口選手はこちらでも演技を披露。
Queenの「Breakthru」に乗りトリプルアクセルなどで魅せるも、途中で転倒が…。
それでも、最後まで力強く演技を続け、最高の笑顔を見せてくれていました。
そんな笑顔になれる素敵な演技を披露してくれた選手たちに、ファンの方々からは
「気持ちが舞い上がった!これが無料だなんて贅沢すぎます!」
といった称賛の声が寄せられていました。