3月22日から、さいたまスーパーアリーナで競技がスタートする世界選手権2023。
この大会で活躍が期待される日本勢について、オリンピック公式サイトが特集記事を投稿し、中でも史上初となるペア優勝のかかるりくりゅうペアについて、魅力を熱く語っているようです。
今大会に出場する日本勢の選手たちは、これまで順調な調整ぶりをそれぞれ報告。
男子では宇野昌磨選手が好調が続いていることを語ると、三原舞依選手も大会でジャンプを成功。
りくりゅうペアやかなだいカップルからは、練習拠点での順調な練習風景が届けられていました。
Worlds Ready 😍😎 pic.twitter.com/R3lf4DzFb3
— Meagan Duhamel (@mhjd_85) 2023年3月15日
そんな期待のかかる日本勢に熱視線を送っているのは、IOC(国際オリンピック委員会)。
公式サイトに、「日本でのタイトル防衛を目指す宇野と坂本!そして注目のスターたち!」とのタイトルで、日本で開催される世界選手権のレビューを投稿。
「開催国である日本は、4つの金メダルのうち3つを獲得するだろう…」
と宣言をした上で、男子の宇野選手については
「25歳の彼は黄金の日々を過ごしている!」
として、前回大会の優勝から、負けなしの王者として君臨していることを書き綴っていました。
また女子については、前回大会女王の坂本花織選手を大本命としながらも、グランプリファイナル女王の三原選手や、今シーズンのシンデレラガールである渡辺倫果選手についても取り上げ「日本勢トリオで表彰台独占を狙う!」として、その実力の高さを熱弁。
そしてIOCが最も注目していたのが、ペアのりくりゅうこと、三浦璃来選手と木原龍一選手。
「彼らはホームの観客を沸かせる!」との見出しで、前回大会の銀メダル獲得から、今シーズン負けなしで走り続けており、日本ペア界の歴史を作っていることに注目。
全日本選手権において不運に見舞われ、3日間空港で足止めされたことや、荷物の紛失などにより「大会に出場することに飢えている!」とも表現。
そんな2人のライバルは、やはりアメリカのアレクサ・クニエリム選手・ブランドン・フレージャー選手組と明言。
しかし、そんなクニフレ組に暗雲が…。
なんと、2人のコーチであるトッド・サンド氏が、世界ジュニア選手権において心臓発作を起こし、現在も入院治療中とのこと。
以来2人は、自分たちでトレーニングに励んできたことをあげていました。
We're days away from #WorldFigure 2023! ⛸️
— The Olympic Games (@Olympics) 2023年3月16日
Japanese skaters are in the running for gold 🥇 in three out of four disciplines. Can they excel in front of the home fans in Saitama? 🇯🇵@ISU_Figure I @skatingjapan
そして、アイスダンスのかなだいこと、村元哉中選手と高橋大輔選手にも注目。高橋選手のことを「偉大な銅メダリスト」と称え、種目変更後もトップレベルのダンサーとして活躍する彼とパートナーに、日本のファンからの熱い声援が送られることを期待していました。
海外に練習拠点をもつ選手たちや海外記者から、続々と帰国・来日報告がある中、ファンの方々からは、今シーズンの集大成を期待する出場選手たちに向け、温かい声援が送られていました。