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【世界選手権2023 ペアFS】「歴史的瞬間だ♪」"世界王者りくりゅう"爆誕に日本中が歓喜‼︎

りくりゅう

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フィギュアスケート

 

さいたまスーパーアリーナを会場に開催されている世界選手権2023。

 

3月23日にはペアのフリーが行なわれ、前日にこのISU最大の舞台で、自己ベストを更新したりくりゅうペアが、またも自己ベストを更新し、見事優勝と年間グランドスラムを達成しました。

 

 

 

前日のショートプログラムでは、声出し解禁となった会場からの大声援の中、これまでの成果を発揮し、自己ベストを更新する会心の演技を披露した2人。

 

「後悔しないという目標を掲げてやってきたので、後は本当に楽しむだけ！」

 

と力強い意気込みを語ってくれていました。

 

 

 

この日の午前中には、最後の公式練習が行なわれており、曲かけ練習ではキレのあるサイドバイサイドや力強く安定したリフト、そして世界一とも評されるスロージャンプなどを確認し、いつも通りの笑顔と、調子の良さを見せてくれていました。

 

 

そんな2人は、大歓声の中、ラスボスとなる最終滑走に登場。

 

三浦選手が大好きだという、今シーズンのフリープログラムである「TWO」は、昨シーズンのものよりも要素のつなぎであるトランジションを増やして臨んでいるため、その難易度はかなり上がっているとのこと。

 

そんなことを微塵も感じさせない2人は、息の合ったスケーティングからの冒頭のツイストリフトを決めると、キレのあるサイドバイサイドでさらに勢いに乗り、会場の隅々まで、そしてカメラ越しにまで愛と幸せを振りまきながら、リンクを所狭しと駆け巡っていました。

 

高さのあるスロージャンプも決めると、会場からは大きな拍手と歓声が…。

 

しかし、終盤のスロージャンプで、まさかの転倒となってしまったりくりゅう。フィニッシュ後には、いつもの笑顔はなく、悔しさを滲ませた2人には、盛大な拍手と声援が送られていました。

 

 

悔しがる三浦選手を、木原選手が優しく介抱し、リンクを後にした2人。

 

この演技は、2位となりながらも、またも自己ベストを更新する141.44点が与えられ、総合222.16点とし、日本フィギュア界初となる『年間グランドスラム』という偉業を成し遂げていました。

 

 

りくりゅうの一つ前に演技を披露した最大のライバル、アレクサ・クニエリム選手・ブランドン・フレイジャー選手組は、サイドバイサイドでのお手つきなどがありましたが、フリー1位と点数を伸ばし、総合217.48点で、りくりゅうに次いで2位となっていました。

 

 

この最高の結果を知ったファンの方々からは、

 

「りくりゅうがワールドの表彰台の真ん中に立ってるよ…」

 

「りくりゅう優勝おめでとう！歴史的瞬間に立ち会えて嬉しい！」

 

などの称賛の声が止まず、SNSでは直後からトレンド入りとなっていました。

 


直後に行なわれた表彰式では、笑顔で登場し会場に感謝を伝えた2人。いつも通りの幸せ溢れる表彰台リフトなどで、最高の笑顔を日本中に届けてくれていました。

 

 

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