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【世界選手権2023 男子SP】「不調って聞いてたけど…?」宇野選手!圧巻の首位通過に称賛の声♪

 

さいたまスーパーアリーナを会場に競技が行なわれている世界選手権2023。

 

3月23日夕方からは男子のショートプログラムが行なわれ、宇野昌磨選手がケガやジャンプの不調などを、微塵も感じさせない圧巻の演技で、見事首位通過となっています。

 

 

 

このカテゴリーには34選手が出場することとなっており、日本勢からは宇野選手、山本草太選手、そして友野一希選手の3選手が出場。

 

20日からは公式練習に臨んでいましたが、友野選手の練習中の衝突や、宇野選手の足のケガなど、不安な事態が報じられていました。

 

 

この日のショートプログラム24番滑走として登場した山本選手は、昨シーズンからの継続プログラム「Yesterday」を熱演。

 

しっとりとした曲に合わせ滑らかに滑り出し、冒頭のコンビネーションジャンプに挑みましたが、惜しくもお手つきが…。

 

続くジャンプでも転倒があるなど、なかなかいつもの調子を取り戻せないでいた山本選手。

 

それでも今シーズン、世界を魅了してきた表現力の高さで魅せ、この演技で75.48点で17位となると、続くフリーに向け挽回を誓ってくれていました。

 

 

続く25番滑走には、友野選手が「Happy Jazz」で登場。

 

コミカルなリズムに乗り、冒頭のコンビネーションジャンプを華麗に着氷。

 

しかし、その後の4回転サルコウで転倒が…。

 

それでも、会場からの手拍子も相まって楽しい雰囲気に包まれた会場。

 

まるでエキシビションプログラムを観ているかのような楽しい時間に、豊かな表現力に惹きつけられた会場の方々。

 

フィニッシュ後には、ミスを悔やむような屈託のない笑顔を見せてくれた友野選手には、92.68点のシーズンベストが与えられ、7位通過となっていました。

 

 

そして、最終グループの33番滑走として、前日の公式練習で足を痛めた宇野選手が登場。

 

直前の6分間練習では痛みを感じさせない軽快な動きを見せてくれており、「Gravity」の曲に乗り、冒頭の4回転フリップを完璧に決めると、会場からは盛大な拍手と歓声が…。

 

その後も、次々とジャンプを決め、流れるようなスケーティングに見惚れた会場の方々。

 

そして、圧倒的表現力で最後まで演じ抜いた宇野選手からは、フィニッシュと同時にガッツポーズが飛び出し、この演技には104.63点が与えられ、見事首位通過となっていました。

 

 

 

この結果を知ったファンの方々からは、

 

「宇野選手はケガもなんのその!メンタルの強さを見せつけた!

 

日本中の期待を背負って、あの演技が出来るのは凄い…

 

などといった称賛の声とともに、フリーでの好演も期待されていました。

 

 

なお続く男子フリーは、1日空けた25日17時20分から行なわれることとなっており、その後の表彰式で、日本勢の台乗りと来シーズンの今大会の枠取りが期待されています。

 

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