母国開催の世界選手権で、最高の結果と笑顔を見せてくれたペアのりくりゅうこと、三浦璃来選手と木原龍一選手。
そんな2人を、これまでも取り上げてきたオリンピック公式が、その活躍を「金字塔を打ち立てた!」とのタイトルで大絶賛する記事を投稿してくれています。
「三浦/木原組が日本初のペア世界タイトルを獲得し、金字塔を打ち立てた」とのタイトルで、オリンピック公式サイトに記事を投稿したのは、ジャッキー・ウォン氏とともに、会場となったさいたまスーパーアリーナに取材に訪れていた、米記者のニック・マッカーベル氏。
フィギュアスケートの取材歴が長い彼は、2人についての記事を
「三浦璃来選手と木原龍一選手が、日本のフィギュアスケートの歴史に名を刻んだ!」
との見出しで書き綴り、自己ベストを更新する総合222.16点で、日本に初のタイトルをもたらしたことを称賛。
続けて
「トロントを拠点とするブルーノ・マルコットコーチのもと、2人は互いを包み込むような演技で優勝を飾った。
また2人は、グランプリファイナル、そして先月の四大陸選手権を含むグランプリ3大会すべてを制覇し、ゴールデンシーズンを終えた」
とその金字塔を表現。
Homegrown heroes! 🇯🇵🥇
— The Olympic Games (@Olympics) 2023年3月23日
Miura Riku and Kihara Ryuichi are crowned world champions, the first ever in pairs for Japan, in front of a rapturous Saitama crowd.#WorldFigure | #FigureSkatingpic.twitter.com/debQ5Wmk1A
そして、2人のフリー直後のインタビューとともに
「私は彼らをとても誇りに思う。
一生懸命努力し、これ以上ないほど素敵な2人だ。
彼らは決して満足することなく、常に向上心をもっている。
こんな偉業は2度とないだろう…」
というマルコット氏のコメントも掲載。
さらに、前回大会でも銀メダルを獲得していたことや、男女シングルでは圧倒的な強さを誇る日本フィギュア界で、今回の世界選手権をきっかけに、ペアの分野でも"新たな一歩"を踏み出し、新たな章をスタートしはじめたことを称賛。
これについて、木原選手の
「男子も女子も、ペアに挑戦したいのであれば、それはありがたいことです。
10年後、20年後に、今日がターニングポイントだったと振り返ることができれば、それはとても嬉しいです」
というコメントを掲載し、まとめていました。
この記事には、2人のフリーの演技動画とともに、その後のキスクラで優勝が決定した瞬間に、三浦選手と木原選手、そしてマルコット氏が、寄り添い涙する写真が添付されており、これまでチームで苦難を乗り越え達成した偉業が、しっかりと伝わってきていました。
そんな金字塔を打ち立てた2人は、3月27日に国別対抗戦2023に出場するための記者会見に臨んだり、4月9日にテレビ朝日系で放送される「サンデーLIVE」に向けたインタビューに参加したりと大忙しとなっていましたが、休む間もなく30日からはスターズオンアイスに出演。
今日は、古田敦也さんに取材して頂きました。
— Riku Miura 三浦璃来 (@miurariku1217) 2023年3月27日
テレビ朝日「サンデーLIVE!!」4月9日放送予定です。
是非ご覧下さい!#木下グループ #テレビ朝日 pic.twitter.com/whh6VS583g
28日中には大阪に移動しているものと見られており、忙しい日々を2人で支え合いながら乗り越え、これからも日本ペア界の認知度・競技力向上のために、奮闘してくれそうです。