今年も羽生結弦さんがファンの方々を魅了してくれるであろうFantasy on Ice 2023。
開幕まであとわずかと迫る日々を、ファンの方々は過去のアーティストの方々との豪華コラボを振り返りながら待っているようです。
今回は、2021年のスガシカオさんとの共演を振り返ります。
この年のAツアーで羽生さんとコラボした、シンガーソングライターのスガさん。
羽生さんが全体を統率するかたのような、華麗な群舞を見せたオープニングでは「午後のパレード」を熱唱し、これから始まる夢のような時間へとファンの方々を誘ってくれていました。
そんなスガさんは、ソロで大トリに登場した羽生さんと、スガさんがKAT-TUNに提供した曲「Real Face」で、ワイルドでロックな世界観を表現。
上下モノトーンの衣装でリンクに登場した羽生さんはフードを深くかぶり、情熱的でイケ散らかした演技をスタート。
世界を魅了してきたトリプルアクセルなどでも沸かせた羽生さんですが、このプログラムでファンの方々の心を鷲掴みにしていたのは、『紙コップ落ち』という言葉を生み出した、紙コップの水を頭からかけ、そのコップを力強く握りつぶすという神演出。
SNS上では「これがリアルな水も滴る良い男!」と絶賛され、使用されていた紙コップがネットから売り切れる事態に…。
その様子を見たスガさんは、羽生さんから仙台銘菓「萩の月」の差し入れもあったことから「誰からも嫌われない世界一のスケーター」と大絶賛。
またこの公演での羽生さんへの熱狂ぶりは海外にも広まっており、欧米のいくつかの国や中国などで、「Yuzuru Hanyu」がSNSのトレンド上位になるほどの人気ぶり。
このあまりの熱狂ぶりに驚愕していたのが、海外のスポーツジャーナリスト。
日本在住だった彼が、いつも通り日本のスポーツ紙に目を通そうとすると
「どの新聞も北京オリンピック以来、初めて氷上に戻ってきた羽生結弦で溢れているんだよ。
全くなんという驚くべき現象なんだろう!」
とその驚きの光景から、羽生さんの偉大さを痛感していたのです。
Wat had ik vandaag graag koffie gedronken in Osaka op mijn vaste adresje in deze Japanse stad en álle sportkranten gelezen. Die staan vol met kunstschaatser #YuzuruHanyu𓃵 die voor het eerst terug was op het ijs sinds de Winterspelen van #Beijing2022. Wat een fenomeen! #羽生結弦 pic.twitter.com/KeCMotaGpd
— Hans V⭕️S (@voshans) 2022年5月28日
また、このリハーサルの様子が報じられると、氷の状態を気にし自ら製氷する様子や、本番同様頭から水をかけ、全力でプログラムを演じる羽生さんの姿が…。
さらには「ありがとうございました!」と叫ぶなど、リハーサルであっても一切手を抜かない姿に感動したスガさん。
そんなスガさんは、共演後自身のSNSで
「ゆづるくんも、ジョニーさんも、織田くんも、刑事くんもいない午後のパレード。
今日は、フェス用のスタジオリハーサル。Fantasy on Iceロスです、完全に…」
とロスに陥っていたことを投稿するほどとなっていました。
世界的振付師であるデヴィッド・ウィルソン氏が、自身のSNSで日本到着を伝えてくれる中、羽生さんと「リアフェ」で共演したスガさんとの思い出に浸る方々も多くいらっしゃるようでした。