Fantasy on Ice 2023宮城公演でも、ファンの方々を熱狂させてくれた羽生結弦さん。
その素晴らしさを地元の多くの方々に知らせたいと、仙台放送が1週間も経たないうちに宮城公演最終日の様子を1時間に凝縮して放送すると、ファンの方々から歓喜の声が寄せられています。
この日の放送は、宮城県内だけの放送となっていましたが、19時からの放送と、多くの方々が視聴できる時間帯とあって、オープニングから地元の大スターである羽生さんと荒川静香さんをアップで映すなど、その魅力を余すことなく伝えてくれていました。
地元にいながらも、なかなか会場に駆けつけることのできなかった方々も、羽生さんのソロ「if…」の演技をご覧になると、驚きの声が続々とSNSに投稿されており、まるで自分の家族の活躍のように、羽生さんの演技をご覧になっていたようです。
この放送の中には羽生さんへのインタビューもあり、プロ転向後について聞かれると
「目まぐるしかったというか、努力しなきゃいけないことも考えなきゃいけないことも本当にたくさんあって、何でこの表現をしたいんだろうとか、何でこういう風になりたいんだろうとか、その先が何なんだろうっていうことを、常に自分に自問しながら練習と演技を繰り返してます」
と自分で律しながら歩んできたことを語ってくれており、今回のソロ演技については
「ISSAさんの伸びやかな声と、KIMIさんのラップの切れ味だったりとか、そういったものをどういう風に融合させていくかというのを非常に考えました。
フィギュアスケートって実は止まることの方が難しくて、多分、一般の方々がスケートをやった時も思うと思うんですけど、ある程度滑ることは簡単でもストップって難しいんですよね、意外と…。
止まれないってなるじゃないですか?
あれをめちゃくちゃ速い速度で止まったり 滑ったり止まったり滑ったりを繰り返しているし、それこそ名前のないようなステップたちを考案しながらいろいろ組み込んでいるんで、音楽とか歌声とかそういったものが、僕によって可視化されているっていうことを感じていただけると嬉しいです。
本当に自分がこのプログラムで表現したかったステップだったりとかスケートだったりとかダンスのムーブだったり、いろんなものがちゃんと詰め込まれたものになったと自分の中では思っています。
この会場だからこそ感じられるこのあったかさみたいなものを、このFantasy on Iceで感じさせていただきました。
僕自身すごく気持ちを込めて滑らせていただきましたし、また宮城の皆さんの前でこうやってスケートを滑ることが本当に幸せをいっぱい感じました。
皆さん本当にありがとうございます。これからも一生懸命頑張っていきます!」
とその魅力と情熱を語ると、この羽生さんの素敵な言葉や演技を見せてくれた仙台放送に、感謝の声が寄せられていました。