バレーボールネーションズリーグ2024の準々決勝において中国を下し、ブラジルとの準決勝に挑んだ女子日本代表(火の鳥NIPPON)。今回もフルセットの大接戦ながらも、日本女子バレー史上初となる決勝進出となる展開に、海外メディアからも称賛の声が寄せられています。
念願のパリ五輪行きを決め、見事今大会のファイナルラウンドにも進出していた日本。前戦となる中国との準々決勝では、パリ五輪に向け主力や監督を本国に戻していた中国を、3-0のストレート勝利で下すと、日本のみならず世界中から称賛の声が続々と寄せられていました。
中国にストレートで勝利しベスト4進出 女子 #ネーションズリーグ#バレーボール女子日本代表 #バレーボール #volleyball
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年6月20日
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そんな日本の次なる相手は世界ランク1位のブラジル…。眞鍋政義監督からも「もはや腐れ縁…」とまで表現されるほど何度も対戦を繰り返しているブラジルですが、日本はそのブラジルを何度となく苦しめており、海外からも「ブラジルを倒せるのは日本だけ!」との声も寄せられていました。
そんな大きな期待を背負った日本は、第1セット序盤にリードする展開となるも、中盤に追いつかれると、この日絶好調となっていた和田由紀子選手の活躍により26-24と先取しますが、続く第2セットは、ブラジルの連続ポイントなどの流れを切れず20-25と振り出しに戻します。
第3セットは、石川真佑選手の強烈なサーブや古賀紗理那選手のスパイクなどで得点を重ねると、25-21とブラジルの猛攻から逃げ切った日本。それでも第4セットは序盤に開いた差を埋められず、22-25と今回もまたフルセットにも連れ込むいつも通りの展開となりました。
そしてファンの方々も興奮して迎えた最終第5セット。山田二千華選手のサーブや宮部藍梨選手の連続ブロックなどでリードすると、ブラジルの猛追にあいますがなんとか逃げ切り、最後は石川選手が決め15-12とすると、その瞬間大会初となるメダルと決勝進出が決定。
土曜夜とはいえ、この数十分前に終わっていた男子代表のフランス戦もフルセットの末の大逆転、そして続いて女子代表も世界ランク1位からのこの歴史的勝利に、ファンの方々からは
「これは歴史的瞬間だ!」
「興奮して寝れない!土曜でよかった!」
などの喜びの声が寄せられていました。
また、この試合を報じていた海外メディアのVolleyball Worldは、公式SNSで「日本がVNLの歴史に名を刻んだ!主要国際大会で12年ぶりのメダル獲得となった彼女たちは、明日バンコクでイタリアとの決勝に出場する!」とのコメントとともに最後のプレー動画を投稿。
JAPAN 🇯🇵 MAKE VNL HISTORY 🥹!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年6月22日
They will play in the gold medal match 🆚 Italy tomorrow in Bangkok 🇹🇭. This also guarantees Japan a medal after 12 years from a major #volleyball event.
➡️ #VNLFinals schedule - https://t.co/F5Qmmecbzo.
📺 #VNL2024 on https://t.co/Rb6x7u4lH9. pic.twitter.com/42X73zv8o6
2024 VNL CHAMPIONS: ITALY 🇮🇹 OR JAPAN 🇯🇵?
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年6月22日
Make sure you tune in on VBTV to witness a very historic match up between 2 of the world’s strongest #volleyball 🏐 teams.
📺 LIVE JUNE 23 ⏰ 130PM GMT ON https://t.co/Rb6x7u4TwH.
🏐 #volleyball #VNL2024 #VNLFinals #VNLBangkok pic.twitter.com/6dTrVonqNb
公式サイトでも、「日本はブラジルを下し、金メダル獲得を目指しイタリアと対戦する!」とのタイトルで日本の躍動を伝えると、相手選手からの「日本との対戦はいつも難しい…彼女たちの守りには我慢を強いられたが、日本はいい仕事をした…」との称賛コメントも掲載。
この他、多くの海外メディアも日本の驚きの勝利を大々的に報じており、日本時間23日22時半からの、ポーランドを倒して勝ち上がったイタリアとの決勝は、必見であることを世界中に伝えていました。