バレーボール男子の韓国招待試合で、7月14日の初戦でいきなり韓国と対戦した日本代表Bチーム。完全アウェーの中2セットを連取されるも、疑惑の『韓国の笛』で闘志に火がついた日本が、怒涛の3セット連取という大逆転劇を披露し、見事初戦を勝利で飾りました。
韓国・堤川で開催されている今大会には、日本をはじめ開催国の韓国、オーストラリア、ブラジル、中国が参加。日本のようにBチームなど形態は様々ですが、この日の相手韓国はほぼA代表となっており、前日にブラジルに3-1で勝利しいい流れで日本戦を迎えていました。
韓国ファンの方々が会場を覆い尽くす中スタートしたこの試合の第1セット。序盤からミドルを効果的に使い得点を重ねた日本に対し、息を合わせたブロックや正確なサーブなどで応じた韓国でしたが、若干韓国寄りとも思えるジャッジもあり23-25と落としてしまった日本。
第2セットも序盤からブロックタッチで一悶着あると、日本はこの流れを断ち切ろうと、サーブで攻めた結果ミスが…。その後ブロックに捕まりだすと、高橋慶帆選手らが高さのある狙い済ませたスパイクなどで応戦しますが、最後も疑惑の判定で20-25と連取された日本。
しかしメンバーを変え挑んだ第3セットから、サービスエースが決まるなどいい流れを引き寄せた日本。ブロックをフェイクやミドルを使って上手に外すと、序盤のリードを保ったまま終盤となると、西本圭吾選手らの会心のブロックなども決まり25-19と取り返します。
第4セットも競り合う展開となり韓国にリードを許すも、日本は笑顔溢れるプレーで終盤にかけ怒涛の連続ポイントで追いつき、勢いを止められなくなってきた韓国に対する会場の声援も小さくなると、最後は山崎彰都選手のポイントで25-22とし勝負は最終第5セットに…。
日本のいい流れのまま臨んだ最終セットも、西本選手の豪快なスパイクからスタートすると、村山豪選手のミドルなどで次々と得点を重ねた日本。またも疑惑の『韓国の笛』があろうが、最後まで勢いに乗ったまま日本が15-13で、見事に大逆転劇を見せてくれていました。
この試合をご覧になっていた日本のファンの方々からは、
「度重なる韓国の笛にも負けず日本Bチームが韓国A代表に勝利だ♪おめでとう❤︎」
「手に汗握る展開だったけど、勝ててよかったしこのまま優勝してほしい♪」
などの喜びと称賛の声が続々と寄せられていました。
またこの試合を報じていた大韓バレーボール協会の公式SNSには、韓国ファンの方々から
「良い言葉で元気を出せと言いたいところですが、今日はこんな恥ずかしいことはありません!」
「暴言コメントを全部削除してるの?
あれは勝たなきゃでしょ!」
など悲痛の声が…。
この韓国戦で勝利した日本は、翌15日16時からの第2戦で、中国に初戦で敗れていたオーストラリアとの一戦となっており、これらの試合の結果などは、大韓バレーボール協会SNSによって続々と報じられています。