7月23日からインドネシアを会場に開幕した、バレーボール男子U20アジア選手権。プールCとなっていた日本は初戦にクウェート代表と対戦し、3-0のストレート勝利を果たし本来喜びの声をお伝えしたいところなのですが、AVCの対応不備に不満の声が続出しています。
成績上位チームには、2025年開催の男子U21世界選手権の出場権が与えられる今大会。この前に行なわれていたU20女子大会では、決勝で惜しくもライバル・中国に敗れたものの、見事準優勝となっていた日本女子代表は、ひと足先に世界選手権への出場権を獲得していました。
アジアの強豪・中国に敗れ2位で大会を終える 2024女子U20アジア選手権大会
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年7月12日
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これに続きたいU20男子日本代表ですが、上位を独占し続けてきた女子代表とは対照的に、2012年大会以来表彰台に上がれていないものの、AVC(アジアバレーボール連盟)からは、「過去3度も王者となった日本」と紹介されており、大きな期待が寄せられていました。
そんな日本の初戦は日本時間23日13時からスタート。AVCも公式YouTubeでライブ配信を予定しており、その時を多くのファンの方々が待ち続けていたと思われますが、時間になってもYouTubeによるライブ配信は行なわれず、有料配信のみがスタートしていました。
そんな中日本は、お揃いの蛍光イエローのシューズで登場したかと思うと、第1セットから25-15と圧倒的力量差をみせつけ、第2セット以降も25-14、25-12とストレート勝利を収めていました。この日本の初戦勝利について、日本のファンの方々からは…
「初戦のクウェートに勝った!U20日本代表おめでとう♪」
「靴がドナルドダックみたいでかわいい❤︎
U20もいいバレーするな〜!
初戦ストレート勝利おめでとう♪」
などの喜びと称賛の声が寄せられた一方、AVCが突如公式YouTubeによる配信をしなかったことに対し…
「U20の試合始まってる?
YouTube始まってなくない?」
「仕方ないからVTVに課金したけど、点数表示は無いしカメラが左右に動きすぎだし画質もイマイチ…」
などと不満の声が続出しており、この声は海外ファンの方々からも寄せられていました。
AVCは公式サイトにおいて、「男子U20アジア選手権はライブで見ることが可能!」とのタイトルで、大会概要とライブ配信先を明示しているのですが、指定されていたPBVSIのSNSやAVCのYouTubeには、残念ながら日本とクウェートの試合は配信されていませんでした。
そんなことには気付かず、世界選手権の出場と表彰台を狙う男子日本代表は、日本時間24日のバングラデシュ戦、そして25日のインド戦を勝ち抜き、2次ラウンド以降に繋げたいところとなっています。