バレーボール男子U20アジア選手権において開幕2連勝、しかも両試合ともストレートで相手を下していたU20日本代表。予選ラウンド最終のインド戦もフルセットの末勝利すると、日本のみだけでなく海外ファンの方々からも称賛の声が続々と寄せられています。
大会最終上位チームには、来年開催のU21世界選手権の出場権が与えられる今大会。日本は初戦のクウェート、そして2戦目のバングラデシュも下し勢いに乗っていましたが、今大会上位に向けて、予選ラウンド最終のインド戦でも勝利したいところとなっていました。
そんな中スタートしたこの試合の第1セット。これまで同様正確で強烈なサーブや多彩な攻撃、そして得点のたびに走り回り喜ぶ最高の雰囲気で25-14と先取すると、第2セットもこの勢いのまま25-15と、相手に自身らのバレーをさせない展開をし余裕をみせていた日本。
しかし第3セットからはその雰囲気が一転…。これまで簡単に決まっていたスパイクを尽く拾われると、相手から猛攻を受けた日本は、このセットを25-27で競り落としてしまうと、第4セットもインドのベンチも盛り上がる雰囲気にのまれ、17-25と落としてしまいます。
そして最終第5セットもインドが日本のスパイクを尽く拾い苦しめますが、植田和次監督の指示に従い、粘り強くインドの攻撃に耐え、終盤まで一進一退の手に汗握る展開となります。それでも最後は力強いスパイクで15-13と試合を決めると、その場に倒れ込んだ選手たち。
このあまりの接戦と日本選手たちの喜びの可愛さに、日本のファンの方々からは
「U20男子勝ったー!
最後まで手に汗握る展開だったけど予選1位通過おめでとう」
「インド戦は第5セットもシビれる展開だったけど、こういう試合がみんなを強くするんだよ!」
などの声が…。
また今や日本のA代表だけでなく、B代表やU世代をも応援してくれる海外ファンの方々も多いようで、その方々からも
「コングラッチュレーション!
ジャパンのU20の選手たち♪」
「彼らは素晴らしい逆転を果たした!
ノックアウト前の良い経験だ♪」
との声が寄せられていました。
日本時間27日からスタートする2次ラウンドは、パリ五輪の各競技と重なってしまう部分が多いためなかなかアップすることは難しいかもしれませんが、可能な限り皆さんに情報をお届けしたいと思っています。