日本時間7月31日夜、パリ五輪・バレーボールの予選ラウンド2戦目においてアルゼンチンと闘った男子日本代表(龍神NIPPON)。前戦で敗れていた日本ですが、石川祐希選手のコイントスの勝利もあり、3-1と勝利した日本に海外メディアからも称賛の声が寄せられています。
ドイツとの大会初戦では、フルセットの末に敗れていた日本。この試合後、キャプテンの石川選手は「幸いにも勝ち点1を取り、残りの2試合をどう勝ち上がるかが大事。アルゼンチン戦は勝つしかないし、ベストパフォーマンスを出したい!」と力強く語っていました。
対するアルゼンチンも初戦のアメリカ戦で0-3と敗れており、自国バレーボール連盟からは「アルゼンチンは五輪でのデビュー戦でアメリカに勝てなかった」とのタイトルで記事やSNS投稿があると、ファンの方々から落胆と日本戦への期待の声が寄せられていました。
YUKI WON THE COIN 🪙 TOSS FOR JAPAN 🇯🇵!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年7月31日
Their match 🆚 Argentina 🇦🇷 is a must win to keep their chances alive of making it to the Final 8.
➡️ July 31 Live score & stats: https://t.co/zWteoaQ4AV.
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🏐 #Paris2024 pic.twitter.com/SqKLJqKozH
この試合を前に、早速海外メディアのVolleyball Worldから速報が…。「ユウキがコイントスで勝利した‼︎」と最高のプレイヤーでありながらコイントス最弱のまさかの勝利を驚きをもって報じると、西田有志選手や髙橋藍選手のサーブが光り25-16と第1セットを先取した日本。
いい流れで挑んだ第2セットでしたが、負けられないアルゼンチンに序盤大きくリードを許すと、頼れる日本の司令塔・関田誠大選手からの多彩なトスで相手を惑わせ、石川選手らが得点を量産し25-22で連取。しかし、第3セットは相手のサーブが光り18-25と落とした日本。
気持ちを切り替え臨んだ第4セットは、石川選手や小野寺太志選手やブロックで流れを掴むと、最後は宮浦健人選手のブロックアウトで25-23と競り合いを制し勝利した日本。この勝利により、決勝トーナメント進出に大きく前進しプールC最終戦を迎えることとなります。
JAPAN 🇯🇵 ARE BACK ON TRACK!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年7月31日
After losing to 🇩🇪 in the opening day of @Paris2024, they bounced back with a VERY IMPORTANT win 🆚 Argentina 🇦🇷. Opposite Yuji Nishida with 21 pts.
➡️ This win increases Japan’s chances of making it to the next round. Winning their next match 🆚 USA… pic.twitter.com/5HCTlrMzIb
この嬉しい勝利に、日本のファンの方々からは
「今大会初勝利おめでとうございます!
本当に激戦で手に汗握る展開でシビレました!」
「名プレーがたくさん見られた最高の試合!
これはこの後の試合も期待できますな♪」
などの声が続々と寄せられていました。
🏐🔥END OF MATCH🔥🏐
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年7月31日
7月31日(水)
パリ2024オリンピック 予選ラウンド第2戦
👑日本 3-1 アルゼンチン
次戦▶日本時間8/3(土)4:00 vsアメリカ#パリ2024 #オリンピック#バレーボール男子日本代表#バレーボール #volleyball#ALLforPARIS#CreatingHistoryTogether pic.twitter.com/2niWbxPI8X
試合後、アルゼンチンバレーボール連盟から「我々はパリ2024第2戦で日本に敗れた…」と公式SNSで報じ、公式サイトではノッた西田選手を止めることができなかったこと、アルゼンチンは最高のパフォーマンスをしたが日本はそれを上回っていたことなどを報じていました。
またVolleyball Worldからは、「西田が止まらない!日本がアルゼンチンを撃破」とのタイトルで日本の勝利を報じ、西田選手の活躍から始まり、髙橋藍選手の熱いコメント、そして関田選手の職人技など、これまで以上に称賛しまくりの記事となっていました。
この勝利により世界ランクは5位から3位に戻り、1勝1敗勝ち点4で、8月3日4時から世界ランク6位のアメリカとの対戦結果次第では、まだプールCで首位通過する可能性も残される状況となっています。