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【パリ五輪男子バレー vsイタリア】「このメンバーが好きだった…」あと1点が遠くベスト4進出ならずの日本に海外からもコメント続々‼︎

 

パリ五輪男子バレーボールにおいて、世界ランク2位のイタリアとの負けられない準々決勝に臨んだ日本代表(龍神NIPPON)。序盤は日本ペースで2セットを連取するも、第3セット終盤から流れが変わり逆転され敗北すると、世界中の方々からコメントが殺到しています。

 

 

予選R3連戦ではVNL2024の時のような姿はみることができなかったものの、歴代最強とも評されるメンバー総力戦で勝ち抜いてきた日本。イタリアとはVNLリオ大会で対戦し敗れていたものの、石川祐希選手や髙橋藍選手不在ということもありリベンジに燃えていました。

 

対するイタリアも、日本を強敵認定する記事が自国連盟から投稿されるなど、近年目覚ましい進歩を遂げている日本戦を前に周到な準備を進めており、これまで獲得できずにいた五輪での金メダル獲得に向け、負けられない決勝Rに強い気持ちで挑んでいたようでした。

 

試合は第1セット序盤から日本のペースで展開。厳しいマークを掻い潜りながら石川選手が得点を量産すると、負けじと西田有志選手もサービスエースを決めるなど躍動し25-20で大事なセットを奪うと、第2セットも終盤までの一進一退の攻防を制し25-23とした日本。

 

続く第3セットもリベロの山本智大選手の粘りから攻撃に転じ、24-21とマッチポイントを迎えていた日本ですが、ここからイタリアにまさかの連続得点を許し逆転され25-27で落とすと、第4・第5セットもデュースまでもつれる激しい展開を制することができず敗北していました。

 

試合後、キャプテンの石川選手は「最高のチームだったと思うし、結果が伴わなかったが皆ベストプレーを出してくれた。僕が最後の1点を取って結果を出せなかった…皆に申し訳ない…」などと自責の言葉を口にすると、世界中の方々から選手たちに労いの言葉が殺到。

 

また、今大会をもって代表監督を退任するフィリップ・ブラン監督は、試合後選手たちから胴上げされ「イタリアに勝てそうなところまでいけたことは誇りに思う。これからは日本チームの一番のファンだ!」と語り、それを聞いた通訳の方が涙を堪えきれないシーンも話題に…。

 

この試合を報じてくれていた海外メディアのVolleyball Worldは、公式SNSでこの試合の模様に加え、試合後の投稿も続々。前日に予選敗退が決まった女子日本代表チームが応援に来ていた様子や、髙橋藍選手が相手選手と熱い抱擁を交わし互いに健闘を讃えていたシーン、石川選手がこの試合で32ポイントを獲得しチームを牽引していたこと、髙橋健太郎選手がこの試合を最後に代表チームから引退することを発表するなど、勝利したイタリアの何倍もの情報を上げてくれており、今や世界中にファンの方々がいる愛される日本を報じていました。

 

 

パリ五輪の決勝Rで敗れてしまったことはもちろんですが、歴代最強とも評され、強さだけでなく愛くるしさも兼ね備えた今の龍神NIPPONメンバー、スタッフが揃うのが最後であることを嘆く方々も多いようでした。

 

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