ペルー・リマを会場に、日本時間8月17日から競技がスタートしたバレーボール・U17女子世界選手権。昨年7月にU16女子アジア選手権を制し、アジア覇者として挑む日本は初戦にチャイニーズタイペイと対戦し3-1で勝利と、初代女王へ好スタートとなっています。
日本同様、各地域の予選を勝ち抜きペルーに集結した16チームが4グループに分かれ争う今大会。日本はチャイニーズタイペイ、クロアチア、そしてプエルトリコとグループDに配置され、まずは予選ラウンドを通過しファイナルラウンドでの優勝を目指し歩みを進めます。
昨年新設された女子U16アジア選手権を無敗の6連勝で優勝し、こちらも初開催となる今大会の出場権を獲得していた日本は、アジア選手権同様、就実や金蘭会、下北沢成徳などの強豪校から集結した選手たちが手を取り、初代女王を目指し世界と闘うこととなります。
そんな日本の初戦の相手はチャイニーズタイペイ。第1セットから日本はサーブで崩し、前後左右からの多彩な攻撃で連続ポイントを取ると、時折見せる息の合ったポージングで観ている方々を笑顔にし、最後は長いラリーを制しブロックアウトで制し25-16で先取した日本。
続く第2セットは、序盤に自ら攻撃を組み立て相手に襲いかかるも、ミスを連発しリードを許してしまうと、日本は20-25と落としてしまいます…。しかし、第3セットからは修正力の高さを見せつけ、攻守で相手を圧倒し25-13と大きく差を広げて2セット目を奪った日本。
そしていい流れのまま迎えた第4セットも、粘りのある守りから攻撃を組み立て、25-14とアジアチャンピオンとしての地力の高さを見せつけ見事勝利を果たした日本。この試合で緊張もほぐれ、新設大会の初となる女王の座に向け順調なスタートを切っていました。
この結果を知ったファンの方々からは、
「日本の初戦は台湾に3-1で勝利!
ブロック7本にサーブ8本は素晴らしい♪」
「日本はトスがよくて、みんな打ち易そうにのびのびやってていい感じだね♪」
など初戦勝利への称賛と、次戦への期待の声が続々と寄せられていました。
この試合の様子は、海外メディアのVolleyball WorldのVBTVにおいて無料ライブ配信されており、多くのファンの方々がこの試合の様子を視聴。そんな方々からは「無料配信はありがたい♪できればアーカイブも…」などの感謝とお願いの声も寄せられていました。
STARTS TOMORROW 🤯!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年8月16日
📺 Stream for FREE on VBTV: https://t.co/DRZwoor6j3
🏐 #volleyball #FIVBU17 pic.twitter.com/BcczhLevci
なお日本はこの後、日本時間19日にプエルトリコと、そして20日にクロアチアとの予選ラウンドを戦うこととなっており、その後21日からは各チーム優勝を目指した負けられない戦いが続くこととなっています。