中国・大連を会場に、日本時間8月16日から競技がスタートしているサッカー・U-15女子選手権2024。18日には日本対韓国の試合が行なわれ、終始韓国ゴールに襲いかかった日本ですが、1-1のドローとなり初戦を白星で飾ることはできませんでした…。
女子サッカーの普及と強化を進めるEAFF(東アジアサッカー連盟)が、2017年から進めてきた今大会。東アジアから10チームが参戦し、日本が入るグループAには上位チーム、グループBに下位…と振り分けられ、35分ハーフや交代無制限で全選手100分間出場のルールが…。
そんなこの大会の日本の初戦は韓国。日本時間18日11時キックオフとなったこの試合の前半から、日本はボールを保持し丁寧にビルドアップし、再三サイドなどからボールをゴール前に運びます。しかし、守りを固めた韓国のゴールを破るのがなかなかうまくいかない中、前半30分に一瞬の隙をつかれ相手のカウンターを受けた日本は、相手の強烈なミドルシュートをGKが弾いたところを狙われ、先制点を奪われてしまいました。
その後も日本が猛攻を見せるも0-1で前半を折り返すと、迎えた後半も序盤からゴールを狙い続けた日本。しかし、韓国の守りを崩すことができないまま攻め続けた試合終了間際。相手の攻撃から大きくカウンターを見せた日本が、最後は池田柚葉選手が相手GKとの1対1から右サイドに冷静に決め土壇場での同点としますが、反撃もここまでで悔しいドローとなっていました。
この模様はEAFFから無料ライブ配信されており、多くの方々がサイトからこの試合を視聴。圧倒的ボール支配率と数多くのシュートを放ちながらも、1-1のドローとなり初戦を白星で飾れなかったこの試合ですが、サポーターやファンの方々からは…
「残念ながらドローだったが、暑い中よく攻めました!
最後のようなカウンターがもう少し早い段階で決まると結果は違っていたかも…」
などと労いの言葉に混じり、
「この世代のアジアで北朝鮮以外の国に苦戦するとは不安だ…」
などの声も続々と寄せられていました。
なおU-15日本女子代表は、1日休息を挟んだ日本時間20日11時からチャイニーズタイペイ(台湾)と大会2戦目を行なうこととなっており、その後交流イベントを挟み、23日には中国、そして25日には北朝鮮と戦います。