高地のコロンビアを会場に開催されるU-20女子W杯で、優勝を狙うU-20女子日本代表・ヤングなでしこ。日本時間8月20日までには、日本のいるグループE全ての出場選手が発表され、日本同様すでに現地入りし調整を進めるチームもおり、開幕が迫ってきています。
前回大会の決勝で、残念ながらスペインに1-3で敗れ準優勝となりながらも、今大会は2大会ぶりの優勝を目指し準備を進めている日本。今回の開催地での最高高度が、富士山の中腹に当たる2600mとかなりの高地であるため、早めの現地入りなど対策が求められています。
The host cities and stadiums for the #U20WWC have been confirmed! 🇨🇴😁
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年2月20日
🏟️ Metropolitano de Techo Stadium, Bogotá
🏟️ Nemesio Camacho El Campín Stadium, Bogotá
🏟️ Atansio Girardot Stadium, Medellín
🏟️ Pascual Guerrero Stadium, Cali
See you soon, Colombia! 🙌
そんな過酷な環境での大会開幕を目前に控えた8月20日、グループEで日本のライバルの1つであるニュージーランドのサッカー連盟から、出場メンバー21選手が発表。出場チームの中ではかなり遅い代表発表となっており、2年前のU-17女子W杯に出場した16選手に加え、若手選手や、海外クラブやA代表でも活躍している選手たちを招集しており、チームを率いるレオン・バーニー監督は、連盟サイトの記事の中で「シニアとプロの両方で多くの経験をもつ強力なチームであると信じている…」などと強力なメンバーに満足しているようでした。
The squad to compete at the FIFA U-20 Women's World Cup in September has been confirmed 🇳🇿🏆
— New Zealand Football 🇳🇿 (@NZ_Football) 2024年8月19日
Congratulations to all selected! 🙌
Read more at: https://t.co/TnUcP9j4qm pic.twitter.com/Skg8NAzer0
そんなこれから始動するニュージーランドに対し、グループEで最も用意周到に準備を進めているのがガーナ代表チーム。日本のお盆にあたる15日にはコロンビア到着や、翌日には2600mの首都・ボゴタで練習を開始していることがガーナサッカー協会から報じられており、他のチームよりも早期に現地入りして、高い強度のトレーニングを積むことができることにユシフ・バシジ監督は満足しているようです。また22日には、グループAのメキシコとの国際親善試合も予定しているようで、初となる決勝T行きに向け余念がありません。
The #BlackPrincesses will play against Mexico U-20 Women’s team ( El Tricolor) in an international friendly as part of preparations for the FIFA U-20 Women’s World Cup.
— 🇬🇭 Ghana Football Association (@ghanafaofficial) 2024年8月20日
🔗: https://t.co/Rfmi84nFdj https://t.co/Cf3q0LJq4i
そして今大会初出場となるオーストリアも、22日早朝にコロンビアに向け渡航することがオーストリアサッカー連盟から報じられています。この直前までウィーンでトレーニングを重ねてきたオーストリアチームを率いるマルクス・ハックル監督は、連盟の公式サイトで、「ウィーンの練習では、選手とチームスタッフの両方が初となるW杯参加に向け前向きな緊張を得ることができた。明日のコロンビアへの出発が大いに楽しみだ!」と自国での調整に自信をみせており、日本などとのグループステージでの歴史的な結果を期待されているようでした。
Bereits morgen geht es von Wien Richtung Bogota 🇦🇹🛫🇨🇴 #GemeinsamÖSTERREICH https://t.co/kh7eBb3VGG
— ÖFB - oefb.at (@oefb1904) 2024年8月20日
そんなグループEのライバルたち同様、日本代表のヤングなでしこたちも準備を進めており、現地時間21日午前からトレーニングが開始できるようすでに現地入りを完了しており、高度に体を慣らせ28日には完全非公開のトレーニングマッチを計画しています。
まずはグループE首位通過を目指す日本は、日本時間9月3日10時からニュージーランド、6日7時からガーナ、そして9日8時からオーストリアと対戦することとなっており、これらの試合はFIFA+にて無料配信されます。