開幕まで1週間を切ったU-20女子W杯で、世界の頂点を狙うU-20女子日本代表・ヤングなでしこ。FIFAや海外メディア、各サッカー協会などから最新情報が次々と報じられる中、強敵認定されている日本の選手たちに、海外から改めて熱い視線が注がれているようです。
最も標高が高いところで標高2600m、低いところでも1000mもある高地での戦いとなる今大会。大会期間中の負担を少しでも軽くしようと、日本を含めた各チームが普段よりも早めに現地入りし高地に身体を慣らしており、日本もその過酷な環境の中で練習を実施しています。
🔹U-20日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年8月24日
『FIFA U-20女子 #ワールドカップ』の開催地であるコロンビアでの活動2日目の午前中は、現地の日本人学校で激励会と練習を行いました。… pic.twitter.com/ogYw0dpKM6
日本の初戦となる日本時間9月3日まで1週間ほどと開幕が近づくと、日本が入るグループEの情報も続々。メキシコとのテストマッチを0-0で終えたガーナは、27日に韓国と追加マッチすることを報じると、オーストリアもベネズエラとの試合を予告するなど動きが盛んに…。
FIFAからも開幕が近づくにつれ、過去大会や各チームの現状などを報じており、26日には各チームの代表メンバー決定を報告。その中で、U-17W杯から今大会に出場する選手として日本からは辻あみる選手が公式SNSで取り上げられており、こちらも盛り上がりをみせています。
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年8月26日
またAFCからも、「アジアにとって4番目のタイトル獲得を目指す」とする記事の中で、日本について「直近のアジア王者としてのプライドを背負い、2度の決勝進出を誇る日本は、グループEのニュージーランドとの開幕戦に臨む」と3回目の決勝進出へ期待を語っていました。
そんな中、A代表のなでしこジャパン選手の海外進出もあり、多くの海外の方々が日本を優勝候補の一角とみているようで、あるサイトでは「アジアのチームは今大会において常に注目の的であり、その中でも日本は最も構造化され、速く、難敵である!」と評した上で、「彼女たちのチームは、東京ヴェルディベレーザで3年間プレーしている非常に機動的なFW・土方麻耶選手を抱えている。彼女は常にスターターとして定住しており、最新の代表戦出場大会では5ゴールを決めている…」と今年3月のアジアカップでも大活躍だった土方麻耶選手を『U-20W杯で考慮すべき10選手』として各チームのスター選手らとともに紹介。そんな土方選手はこれまで同様ゴールに貪欲にプレーしていくことを語っているようで、今大会でのゴールデンブーツの獲得にも意欲をみせていることを書き綴っていました。
10 Jugadoras a tener en cuenta este Mundial Sub -20
menteblancopodcast.wordpress.com
また別のメディアでは、現在アメリカのノースカロライナ・カレッジで成長をみせる松窪真心選手にも注目していることが報じられており、昨年9月のNWSLチャレンジカップ決勝戦で歴代最年少ゴールを決め、MVPを獲得した若きエースにも注目が集まっているようです。
🇯🇵 Manaka Matsukubo leads the Yili Top Goalscorers race with a hat-trick in Matchday 1 ⚽️🔝#U20WAC pic.twitter.com/sxRhluEuNH
— #AsianQualifiers (@afcasiancup) 2024年3月5日
そんなヤングなでしこは、日本時間9月3日10時からニュージーランド、6日7時からガーナ、そして9日8時からオーストリアと対戦することとなっており、これらの試合はFIFA+にて無料配信される予定となっています。