開催されているフィギュアスケートジュニアGP第1戦ラトビア・リガ大会で、前日のSP首位通過の麻央さまこと島田麻央選手が見事優勝し、国際大会連覇記録を更新するとISUも驚愕。そしてキャシー・リードコーチの宝・すみいぶカップルが、鮮烈デビューを果たしました。
前日の男女シングルのSPでは、島田選手と櫛田育良選手がワンツー発進と最高のスタートを切ると、男子も負けじと14歳の高橋星名選手が国際大会デビューながら首位通過するなど、チーム木下アカデミー勢がジュニアGP初戦でいきなり大活躍となっていました。
そんな男女シングルに負けじと、今大会のアイスダンスには吉田菫選手と小河原泉颯選手のすみいぶカップルが参戦。キャシーコーチが幼い頃から大事に大事に育ててきた2人は、スラリと背が伸び海外選手たちとも引けを取らないスタイルの良さに、一瞬見間違える方々も…。
そんな2人は、これが国際大会デビューとは思えないほど堂々と楽しそうに滑り始め、幼少期から一緒に滑り込んだ息の合った爆速のスケーティングを披露。さらにキャシーコーチ直伝の表現で魅せると50.65点を獲得し、キャシーコーチもキスクラで笑顔となっていました。
その後、ペアFSを挟み行なわれた女子FSの36番滑走に、2位通過の櫛田選手が登場。昨シーズンからの継続プログラムである星の王子さまでしたが、冒頭のコンビネーションジャンプがまさかのミスとなると、そこからリズムが崩れてしまった櫛田選手…。
それでも曲がかかる前からつくる雰囲気や、ジュニアとは思えないほど溢れ出る妖艶な演技の数々に、観ている方々は応援せずにはいられない状況に。FSだけなら8位でしたが、総合166.01点で最終5位となると、ファンの方々からジュニアGP2戦目出場が切望されていました。
その直後の最終滑走に登場したのは、国際大会の絶対女王である島田選手。しかしそんな島田選手ですが、冒頭のトリプルアクセルでステップアウトとなると、続く武器の4回転トウループではまさかの転倒となってしまい、ファンの方々も一瞬よぎった嫌な予感…。
それでも、所属する木下グループから公式に『麻央さま』呼びされる島田選手は、そこから何事もなかったかのような圧巻の演技をみせ、2位に20点差以上つける総合204.86点を獲得し優勝を飾ると、その強靭な精神力の強さを海外メディアなども大絶賛。
#麻央さま こと #島田麻央 選手が#JGPS #リガ大会
— KSM (@KSM2023KSM) 2024年8月30日
Jr.女子FS
冒頭2本のジャンプで悔しさが残るものの崩れることなく133.19 で演技を終え、
合計:204.86でJGPS初戦優勝を果たしました⛸️✨#麻央さまおめ
🐟TEAM MAO🐟#木下グループ#Noevir#sanrioscs#Nike#島田家🏠#いつも心にハンギョドン pic.twitter.com/R84OxUxvNR
Mao Shimada 🇯🇵 133.19 / 204.86
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年8月30日
“My feeling is about 50:50 today. I knew my condition isn’t the best right now but I still wanted to attack the difficult jumps.
I will try to improve my condition for the second JGP in Gdansk.
It was my own idea to skate to Japanese music. The… pic.twitter.com/lqGf26VJtK
このアイスダンスRDと女子FSをご覧になっていた方々からは、
「すみいぶの記念すべきジュニア&国際試合デビューは全人類に観てほしい!」
「転倒してもその後ミスが出ない麻央さまの強さと基礎が本当に素晴らしい♪」
などの声が続々と寄せられています。
There's no stopping the princess of the #JGPFigure. Mao Shimada does it again and wins the first event of the season.
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) 2024年8月30日
Full results 👇https://t.co/q9Iga5hUEA pic.twitter.com/JGIntAqc4V
ISUからも、躍動感溢れる島田選手の演技に加え、笑顔の表彰式画像とともに「ジュニアGPのプリンセスを止めることは誰にもできない!マオシマダが再び活躍し今シーズン初戦を優勝した!」と報じられていました。