U-20女子W杯のグループステージ最終戦において、首位通過をかけオーストリアと対戦したU-20女子日本代表・ヤングなでしこ。試合序盤から相手ゴールへ襲いかかった日本は、土方麻椰選手の2ゴールで2-0と勝利しグループ首位通過をすると、称賛の声が寄せられています。
大会初出場となるオーストリアも日本同様、グループステージ全勝中となっており、当初の目標の一つであったラウンド16への進出が決定。それでも、「我々の力を示すため全力で日本戦に挑む!」と相手監督から宣戦布告されていた日本は、この日も勝利を目指し躍動。
前半序盤から、ガーナ戦でも見せたオフサイドラインギリギリからの飛び出しで早速土方選手がゴールを狙うと、松窪真心選手の華麗なターンや佐々木里緒選手の強烈ミドルなどでオーストリアゴールを脅かし続け、38分にはCKからの流れで最後は土方選手が決め先制。
1点リードで迎えた後半も松窪選手などに変わり、中盤のスペシャリストである大山愛笑選手らを投入するなど、ターンオーバーを図りながらも攻撃の手を緩めなかった日本は、79分に鋭く飛び出した土方選手が2点目を決め、危なげなく2-0とグループ首位をキープしました。
🔹試合終了🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年9月9日
🏆FIFA U-20女子 #ワールドカップ コロンビア2024
⚔️グループステージ第3節
🇯🇵U-20日本女子代表 2-0 U-20オーストリア女子代表🇦🇹
⌚️8:00(🇯🇵)
📱FIFA+にて生配信(https://t.co/FeESN9BhB3)
🔗https://t.co/5P0ye3XaeN#U20WWC @FIFAWWC#夢への勇気を #U20日本女子代表#jfa #daihyo… pic.twitter.com/0MkF5wU0TN
この嬉しい勝利をご覧になっていた日本の方々からは、
「U20サッカー日本女子代表がちゃんと強い♪
交代したメンバーも積極的だし!」
「これで次の相手はナイジェリアに決定!
次も勝って準々決勝に行こう!
そして強い日本を証明しよう!」
などの声が寄せられていました。
またライブ配信してくれていたFIFAからは、「このポーズは象徴的ですね♪」と今大会土方選手のゴール後に飛び出し話題となっている肘と肩を指す『ヒジカタダンス』を取り上げると、試合後には「日本が土方の2発でオーストリアを下した!」とのタイトルで勝利を称賛。
This celebration? Iconic. pic.twitter.com/ktcSnfRnFO
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年9月8日
この投稿の中で、「土方がこの日2点目!大会4点目となるゴールを決めて勝利を決定づけた!」と土方選手の決定力を称賛した上で、「3戦3勝でグループを戦い抜いた日本はラウンド16でナイジェリアと対戦することが決まった!」と優勝候補日本の次戦をPRしていました。
日本戦に向け、日本を強敵認定しながらもリスペクトを忘れなかったオーストリアサッカー協会からは「日本に僅差の敗北だ…」と公式サイトでその奮闘を伝えていましたが、2点目を失った際には「0-2と点差が開いてしまった…再びヒジカタだ…」と残念そうに投稿が…。
Japan erhöht auf 2:0 ... Wieder ist es Hijikata.
— ÖFB - oefb.at (@oefb1904) 2024年9月9日
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81| 🇦🇹 0:2 🇯🇵
それでも、「大丈夫だ!我々はすでにラウンド16進出を決めていて、その相手が先ほどグループFを首位通過した北朝鮮に決まったのだ!」と日本への敗北を認めつつ、当初の目標であったラウンド16での躍動を自国サポーターやファンの方々に誓っているようでした。
そんなヤングなでしこの次戦・ラウンド16の相手は、グループD2位通過のナイジェリアとなっており、グループステージ最終戦でも見せていた左右のクロスから高い得点力をもつ相手となっているようです。