ドミニカ共和国を会場に開催されるU-17女子W杯まで、あと1ヵ月となった9月16日。U-18女子チーム日本一を決める大会に、リトルなでしこのキャプテン・眞城美春選手が登場し活躍すると、その勝利とゴールに貪欲な姿に歓喜と期待の声が寄せられています。
コロナ禍前に計画されたものの、その影響で2022年から開催となっていたU-18女子サッカーファイナルズ。全国高体連の所属チームと日本クラブユースサッカー連盟所属チームが対戦する今年の今大会は、静岡の藤枝順心高校と日テレ・東京ヴェルディメニーナが対戦。
2023年大会と同カードとなったこの試合の前半は、前日WEリーグの試合に出場した眞城選手不在ながらもメニーナが攻勢を強め相手を圧倒。すると相手選手のハンドによりPKを得たメニーナが先制しますが、相手も負けられないと反撃をするも1-0で折り返します。
後半には疲れも残る中であったでしょうが、眞城選手を投入しさらに攻勢を強めたメニーナ。前への推進力が上がったメニーナは相手ゴールに襲いかかると、CKからゴールを奪い2点目を奪取し、さらに得点を上げようとしますがここまでで、2-0でメニーナが勝利しました。
そのプレースタイルなどから、ポスト長谷川唯選手とも評される眞城選手は、U-17女子代表として国際大会でもキャプテンとして活躍。今年5月に開催されていたアジアカップでは決勝で北朝鮮に0-1で敗れていたもののMVPを受賞し、長谷川選手からもお祝いのSNSが…。
そんな眞城選手は「2点を取って勝ったことはよかったですが、ゲーム全体としてメニーナらしさを発揮することができず少し悔しいです。積極的に仕掛けてチームをさらに優位に立たせたいと思っていましたが、ゴールシーンがつくれなかったのでそこも悔しい部分です。チームとしてやるべきことは理解していましたが、ミスが目立ってしまいました。皇后杯は自分たちらしさを多くの人に見せられる大会なので、チームの勝利に貢献してこんなサッカーをしたいというのをピッチで表現したいです」と試合後に語り、その貪欲さをアピール。
これはJFAが公式サイトやなでしこ公式SNSなどで取り上げたものとなっており、開催まであと1ヵ月と迫ったU-17女子W杯でも眞城選手の活躍が期待されています。そんなリトルなでしこの姉貴分であるヤングなでしこは、現在U-20女子W杯でベスト4入りと躍動。
One month to go until the #U17WWC kicks off in the Dominican Republic! 🙌#UnleashYourPassion pic.twitter.com/HQPiDkwS6L
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年9月16日
現在17歳で、将来なでしこの有望選手となるであろう眞城選手には、サポーターやファンの方々から…
「彼女のプレーを観るのが楽しみでならない!
眞城選手こそなでしこの未来だ!」
「彼女は2年後あたりにはイングランドにいそうな気がする…♪」
などの声が…。
なおこの試合の模様は、JFA公式アプリ「JFA Passport」から無料で視聴可能となっており、アーカイブ配信もありますので、アプリをダウンロードしJFA IDを作成し入力することで視聴可能となっています。