U-20女子W杯の最終戦において、アジアカップのリベンジマッチとなる北朝鮮との決勝に挑むU-20女子日本代表・ヤングなでしこ。FIFAやAFCなどから、準決勝の様子や決勝に向けての記事が続々と投稿されており、日本のタイトル獲得に期待感を示しているようです。
オランダとの準決勝では、これまでの試合同様ゲームを支配し、数多くのシュートを放った日本。前半はなかなか決め切ることができませんでしたが、後半になりエース・松窪真心選手が不調を払拭するような華麗なボレーを決めると、トドメとなる追加点も奪取し見事勝利。
🔹U-20日本女子代表🔹#松窪真心 選手の2ゴールでU-20オランダ女子代表に勝利!
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年9月19日
3大会連続の決勝進出を決めました✨
2大会ぶりの優勝へ🏆
若きなでしこたちへ、みなさんの熱いご声援をお願いします📣🇯🇵
NEXT MATCH⏩
🏆FIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア2024
⚔️決勝
🗓️9.23(月)⌚️6:00(🇯🇵)… pic.twitter.com/I6YeDMCWOM
この数時間後、オランダサッカー協会からは
「強力なヤングなでしこによって夢はついえた…」
「我々はゴールポストにさえ救われていた…」
「彼女たちのプレーを見れば優劣は明らかだった…」
などと自らと比較し、あらゆる面で日本が優っていたことが語られていました。
またAFCからは、日本の圧倒的優勢に加え「マツクボのゴールはそれは美しいものだった❤︎」などと称し日本の勝利を絶賛。しかし、決勝で対戦する北朝鮮についても「アメリカを圧倒した北朝鮮は決勝へ!」とのタイトルで、攻守ともに盤石の展開だったことを報じていました。
そして準決勝後に、日本の勝利をどこよりも早く報じてくれていたFIFAからは、ゴールを決めた松窪選手や狩野倫久監督らのコメントを掲載した記事も投稿。準決勝での受賞により、今大会3度目のプレイヤーオブザマッチ受賞となった松窪選手からは…
「自分たちはもっと上を見てやっているので、ゴールをもっと取れるし失点ももっと防げる。
オランダ戦が完璧な試合だったと言われるのはありがたいが、次優勝してこそ完璧なゲームになるので絶対に優勝したい!
ここまで来たらみんな自信満々だし勝つしかないと思う!
みんな疲れていると思うが、みんなでプレーできるのは最後の1試合しかないので、疲労どうこうは関係ない!
チーム全員がチームのために走って、絶対に勝ちたい!」
と語ると、オランダ戦でも鉄壁の守備を見せてくれ、海外からも注目を浴びている白垣うの選手からも…
「自信はあります!
ここまで来たら優勝しか見えていない…
北朝鮮には2回負けていてもう負けられないので、優勝してアジアの借りを返したい!」
と宣言するなど、選手たちからは嬉しいコメントが連発。
そして、ここまでチームを率いてきた狩野監督からは…
「北朝鮮とはもちろんアジアでの戦いもあるので、非常にタフな戦いになると分かっている。
我々は攻撃的な部分が特徴なので、そこでイニシアチブを取れるように準備したいと思う…」
とこれまでの疲労具合と合わせてタイトル獲得に向け準備を進めることが語られました。
一方の北朝鮮の準決勝記事では、「今回の北朝鮮は止めようがないという感覚がある…」と称しながらも、スペインに続きオランダをも圧倒的な戦いぶりで勝利してきた日本との決勝に期待感を示していました。