日本時間10月29日、韓国・ソウルで行なわれたAFC年間表彰式において、なでしこジャパンから清家貴子選手が女子最優秀選手に選出。この日まで行なわれていた代表合宿も、韓国代表とのトレーニングマッチで終了し、選手たちからも嬉しい報告が寄せられています。
この日行なわれたAFC年間表彰式には、日本からは年間最優秀協会賞の最上級・プラチナムにJFA、男子の年間最優秀監督にパリ五輪でU-23日本代表を指揮した大岩剛監督、審判特別賞に波多野祐一さん、そして女子年間最優秀選手賞には清家選手が選出されました。
清家選手は、澤穂希さん、原菜摘子さん、宮間あやさん、熊谷紗希選手に次ぐ日本選手として5人目の受賞となっており、AFCは公式サイトで「目覚ましい活躍を見せた清家貴子は、最も栄誉あるAFC女子年間最優秀選手に選ばれた!」との見出しから始まる記事を投稿。
✨𝗞𝗶𝗸𝗼 𝗦𝗲𝗶𝗸𝗲 𝗶𝘀 𝘁𝗵𝗲 𝟮𝟬𝟮𝟯 𝗔𝗙𝗖 𝗪𝗼𝗺𝗲𝗻’𝘀 𝗣𝗹𝗮𝘆𝗲𝗿 𝗼𝗳 𝘁𝗵𝗲 𝗬𝗲𝗮𝗿✨
— AFC (@theafcdotcom) 2024年10月29日
Seike guided Urawa Red Diamonds Ladies to back-to-back titles by setting the single-season record for goals scored in the WE League as well as making an impact for the Nadeshiko… pic.twitter.com/m30KIajscy
22試合で20ゴール・10アシストという驚異的な活躍でWEリーグを席巻し、リーグ2連覇に貢献した浦和レッズレディースでの貢献や、日本代表としてのW杯でのベスト8入り、そしてパリ五輪出場権獲得に欠かすことのできなかった選手として、最優秀選手に相応しいことを熱弁。
残念ながらなでしこジャパンの合宿がこの日までとなっており、表彰式に参加できなかった清家選手の代わりにJFA会長・宮本恒靖氏が代理で受賞し、オーストラリアのコートニー・ヴァイン選手と韓国のキム・ヘリ選手を抑えて輝いた栄誉に、清家選手はビデオメッセージで…
「このような名誉ある賞をいただき大変嬉しく思います。
クラブと代表チームのために、そしてアジアサッカーの価値を高めるためにこれからもベストを尽くしていきます!」
と語ると、AFCからはイングランドの名門クラブでの活躍・成長にも期待が寄せられていました。
また同日、サッカー界で最も権威ある個人賞であるバロンドールの表彰式も行なわれ、日本勢としてマンチェスター・シティの長谷川唯選手が最終候補に残っていましたが、残念ながら受賞ならず…。それでもそれだけ注目を集め、世界でも輝きを放ち続けているなでしこたち。
そんな世界で活躍する選手たちが集結し、2年後のアジアカップや3年後のW杯、そして4年後の五輪に向け、新たに始動していたなでしこジャパンの合宿もこの日が最終日。26日に4-0で快勝した韓国とのトレーニングマッチも行なわれ、充実の内容となったことでしょう。
🎉𝐇𝐚𝐩𝐩𝐲 𝐁𝐢𝐫𝐭𝐡𝐝𝐚𝐲 🎉
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年10月29日
本日10月29日に27歳の誕生日を迎えた #遠藤優 選手👏
チームのみんなでお誕生日をお祝いしました🎂
お誕生日おめでとうございます✨@yu_endo_17#BEYOURBESTSELF #最高の自分であれ#夢への勇気を #jfa #daihyo #nadeshiko pic.twitter.com/mLkGV6exvn
韓国の大韓サッカー協会からも情報は漏れていませんが、この合宿に参加していた遠藤優選手がこの日誕生日ということで、なでしこ公式SNSや遠藤選手のSNSからは、そのトレーニングマッチの後であろうユニフォームのなでしこメンバーの素敵な笑顔が映されていました。
本日10月29日で27歳になりました🎂✨
— YU ENDO/遠藤 優 (@yu_endo_17) 2024年10月29日
沢山のメッセージをありがとうございます🙏🏻
今日で代表合宿が終わり、最後の練習でサプライズケーキを頂きました😭🫶🏻
27歳の遠藤優、更にレベルアップします!!❤️🔥
みなさん乞うご期待を💪🏻 pic.twitter.com/mv5GRSCjw0
また10月末時点で決まっていない新監督についても、どうやらこれまでU-20代表を率いてきた狩野倫久監督の持ち上がりではなく、海外から名監督と呼ばれる大物監督の採用との見通しが高まっているようです。