フィギュアスケートGPシリーズ第4戦NHK杯2024において、4競技12個のメダルのうち半数となる6つのメダルを獲得した日本勢。その活躍に相応しい選手たちやゲストスケーター、そして北京五輪団体メンバーが11月10日の豪華EXに登場し、今大会に華を添えました。
カップル種目ではペアでりくりゅうが銀メダルに輝くと、続く男子シングルでも鍵山優真選手と壷井達也選手がメダルをゲット。さらには坂本花織選手、千葉百音選手、青木祐奈選手が女子シングルの表彰台を独占し、母国開催となるNHK杯を盛り上げてくれていました。
そんな選手らの多くが出演する豪華EXが10日午後から行なわれ、そのトップを飾ったのは銅メダルに輝いた青木選手。「Glimpse of Us」の曲に合わせしっとりと美しい演技を披露すると、吉田唄菜選手と森田真沙也選手のうたまさは観ている方々が笑顔になる弾ける演技を披露。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024111025595
(↑NHK+ 17日15時まで見逃し配信)
続いて、足を痛めながらも感動する演技を披露してくれた三浦佳生選手も登場し、ミスがあったものの「美女と野獣」を熱演すると、長岡柚奈選手と森口澄士選手のゆなすみペアは元気溌剌なエアロビ風プロとダンスナンバーで会場を盛り上げ、笑顔に溢れていました。
今大会の公式アンバサダーでゲストの田中刑事さんも、真っ赤な衣装でガンダムプロを演じ会場を沸かせると、第一部終了前には、北京冬季五輪団体戦の銀メダリストの皆さんが当時の衣装で登場。"誰も"メダルを忘れることなく、素敵な笑顔でメダルを披露してくれました。
製氷中は高橋成美さんMCのもと選手たちのトークショーが設けられ、宇野昌磨さんや坂本選手、鍵山選手、そしてりくりゅうペアが登場。りくりゅうは過去大会のようなお笑いポイントはなく、それを含めても2人の濃密な競技生活や関係性が垣間見えた素敵な瞬間でした。
そして第二部、男子銅メダルの壷井選手が「天国への階段」をしっとりと、それでいながら力強く演じると、続く千葉選手もラベンダーを手に花畑で舞う天使のように軽やかに演じると、解説の荒川静香さんからも成長著しい2人に絶賛コメントが寄せられていました。
そして三浦璃来選手と木原龍一選手は、トークショー後に早着替えをし今シーズンの新EX用の衣装に変身。笑顔たっぷりにダンスナンバーを、圧巻のスピードと息のあったスケーティングで熱演した木原選手は、笑みをこぼしながらも演技後リンクに膝をついていました。
そんな笑顔溢れる2人の後には、メダルセレモニーでプレゼンターも務めたアンバサダーの宮原知子さんがゲストとしてしっとりプロを披露。そして鍵山選手はスカイダンスで力強さと表現の豊かさを存分に発揮し、フィニッシュ後には素敵な笑顔を振りまいてくれました。
そんな盛り上がりを見せたEXの最後を飾ったのは世界女王の坂本選手。「Poison」の曲に乗りその世界観を存分に見せつけると、フィナーレでは思い思いの演技と笑顔の周回で笑顔を振りまいてくれていました。