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【GP⑤フィンランディア杯 男女ペアSP】「今度こそ日本男子表彰台独占?」男子好スタート&女子は混戦模様のSP!

 

日本時間11月15日夜から競技がスタートした、フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フィンランディア杯。海外メディアから今大会も日本のメダルラッシュが予想されていましたが、その期待に応えるかのように日本勢がSPで見事な演技を披露し、躍動してくれています。

 

 

前週のNHK杯を終えて、日本勢として坂本花織選手と樋口新葉選手、りくりゅうペアが12月のGPファイナル行きを決めており、今大会に出場する多くの日本勢もファイナル行きがこの試合の結果次第で決まるとあって、メディアもファンの方々も高い関心を寄せていました。

 

そんな中15日夜からスタートした男子SPでは、友野一希選手が7番滑走に登場。股関節の痛みも和らぎ挑んだSPは、冒頭のジャンプや個性的な表現で魅せると、圧巻のノーミスで自身も納得となる90.78点を獲得し、見事2位スタートという素晴らしい演技を見せてくれました。

 

このサウナ仲間の友野選手の好演に触発されたのか、9番滑走の本草太選手も奮闘。冒頭のコンボを華麗に決め、続くジャンプでミスがあるも、全てレベル4となるステップやスピンや豊かな表現などでも魅了し、3位に3点差以内となる82.43点で4位となっていました。

 

そしてNHK杯からの連戦となる鍵山優真選手は、またしても圧巻の演技を披露。ジャンプを完璧に決め、まるで重力を無視するかのような軽やかなスケーティングに圧倒されると、103.97点という高得点で首位通過となるも、まだまだ上が目指せるかのような表情に…。

 

続いて行なわれた女子SPでは、松生理乃選手が4番滑走に登場。冒頭のダブルアクセルを決めるもコンボで転倒があると、後半にしっかりリカバリーする冷静さをみせ、美しいスケーティングと合わせて64.82点を獲得すると、表彰台圏内の4位となっていました。

 

そして11番滑走の三原舞依選手は、まだジャンプの調子が戻らないのかレベルを落として挑みましたが、それでもミスが…。それでも最後まで全力で演じ切った三原選手は59.56点で6位通過となると、続く最終滑走の吉田陽菜選手に向けてキスクラから声援を送っていました。

 

そんな吉田選手は、三原選手からの声援を受け素晴らしい演技を披露。プレッシャーのかかる最終滑走でありながら、強心臓の持ち主の吉田選手はジャンプをほぼノーミスとすると、圧巻の表現力やレベル4のステップやスピンでも魅せ、67.87点で首位となっていました。

 

これら男女シングルでの日本勢の躍動にISUからも称賛の声が続々投稿されており、「魅惑的な演技は大会を盛り上げている!」、「優雅で力強い演技は大会のレベルを引き上げている!」など様々な表現で日本勢の活躍を称し、続くFSにも期待の声をあげていました。

 

そして前週のNHK杯の結果を受けて、急遽参戦となっていた長岡柚奈選手と森口澄士選手のゆなすみのSPは、疲れもあってかスロージャンプでお手つきがあるも、リフトがトップとなる51.75点で8位通過となっていました。

 

 

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