11月25日、JVAは公式サイトやSNSなどでバレーボール男子日本代表チーム新監督の内定を発表。フランスを東京五輪金メダルに導くなどの実績のあるロラン・ティリ氏の就任内定に、海外メディアからは「これはビッグニュースだ!」などと驚きの事態となっています。
今年のネーションズリーグにおいて47年ぶりの銀メダルに輝きながらも、優勝が期待されたパリ五輪では7位と悔しい結果となっていたバレーボール男子日本代表(龍神NIPPON)。その後、ここまでチームを導いていたフィリップ・ブラン氏の退任が発表されていました。
国内メディアからはJVAとティリ氏との交渉が報じられていましたが、両者からこのことについての明言はなく、ロス五輪出場を目指した監督候補者の選考委員会が設置されているとだけ伝えられていました。そんな過程を経ての発表ということで、驚いたのは海外ファン。
バレーボール男子日本代表チーム 新監督内定と記者会見開催のお知らせ
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年11月25日
詳細はこちら➡https://t.co/vVPU14Qt3R#バレーボール #volleyball #バレーボール男子日本代表 pic.twitter.com/VMZu27dzu8
25日にJVAは、公式サイトにおいて「JVAは、ロサンゼルス2028五輪出場を目指す男子日本代表チームの監督につきまして、監督候補者選考委員会を設置し検討を重ねてまいりました。このたびロラン・ティリ氏の就任が内定いたしましたのでお知らせいたします」と発表。
現在SV.リーグの大阪ブルテオンで監督を務めるティリ氏は、投稿の中で感謝を述べつつ「男子日本代表チームの次期監督就任はとても光栄に思うとともに、JVAのプロジェクトと野望に大きな責任を感じている。すべての人にとって大きな挑戦であり、簡単なことではないが優秀で経験豊富な選手、スタッフ、マネージャーたちのサポートがあれば、明るい未来が待っている、私たちならできると信じている。日本代表チームの力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会や五輪での経験も取り入れていきたいと思う」などと思いを語ると、この情報は世界中に拡散。
特にバレーボール専門メディアのVolleyball Worldは公式SNSで「これはビッグニュースだ!」などと驚きをもって世界中のバレーボールファンに拡散すると、今や海外ファンも多い日本代表に歓喜と期待の声が寄せられています。
🚨 BIG NEWS! 🚨
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年11月25日
Laurent Tillie 🇫🇷, the former head coach who led France to Olympic 🥇 glory in Tokyo 🏆 and the current coach of Osaka Bluteon 🇯🇵, has been appointed by the Japan Volleyball Association (JVA) to lead the Men’s National Team through the 2028 LA Olympics! 🔥… pic.twitter.com/MgrBzM800h
また公式サイトにおいては、ティリ氏の選手時代の栄光や母国フランスを東京五輪で優勝に導いた功績なども報じられており「クラブレベルでの経験もあり、母国チームを率いていたコーチは、世界ランク6位の日本を導き、ロサンゼルス五輪に出場しメダルを目指す!」と五輪でのメダル争いが目標であることを述べ、記事の最後には「石川祐希や髙橋藍など才能ある選手たちと仕事をすることになるが、パリ大会後に代表チームから離れることを決めたスター選手の西田有志は大阪で彼のコーチを受けており、復帰の可能性を残している…」と嬉しい一言も付け加えられており…
バレーボール男子日本代表チーム監督にロラン・ティリ氏が内定🏐
— オリンピック (@gorin) 2024年11月25日
ロラン・ティリ氏は、長年フランス代表チームを率い、東京2020ではフランスに初の金メダルをもたらしました🥇👏
東京2020ではこんな場面も...#オリンピック@JVA_Volleyball pic.twitter.com/8uiOXTy2lE
ファンの方々からは「日本と世界を熟知しているティリさん!めちゃくちゃ期待してます」、「やっぱり監督はティリさんしかいないよな♪」などの声が続々と寄せられています。