FIFAから発表されたザ・ベストフットボールアワード2024。久保建英選手が男子として日本から唯一選出された一方、女子からは山下杏也加選手が最優秀GK賞、池田太監督が最優秀監督賞、長谷川唯選手＆熊谷紗希選手がベスト11にノミネートするなど注目を集めています。
FIFAはこの日、ザ・ベストFIFAフットボールアワード2024各賞の候補ノミネートを発表。この賞は、クラブレベルでも代表レベルでも活躍した選手、そしてスリリングな1年となった2024年に特に輝きを放った選手たちを称える賞となっており、名誉ある賞となっています。
🥁 #TheBest FIFA Men's 11 nominees.
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) 2024年11月28日
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レアル・ソシエダでも日本代表でも活躍しまくっている久保選手は、ベスト11のMF部門でノミネート。同じく女子のベスト11MF部門にはなでしこジャパンでも活躍し、マンチェスターシティやローマで躍動している長谷川選手と熊谷選手が揃ってノミネートされています。
Your nominees for #TheBest FIFA Women's 11. 🏆
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年11月28日
Who's getting your vote?
Who has been #TheBest FIFA Women's Goalkeeper in 2024? 🧤
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年11月29日
これでも十分すごいことなのですが、さらに山下選手はこのベスト11GK部門に加え女子最優秀GK賞にもノミネートされるほど高評価を受けており、そんななでしこを率いアジア予選や五輪を戦った池田監督も、第一線から身を引きながらも女子最優秀監督賞にノミネート。
Who deserves to be #TheBest FIFA Women's Coach 2024? ✨
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年11月28日
同じ日に更新された男子のFIFAランクで日本はアジアトップである15位、女子は8月時点で7位（次回は12月13日に発表）となっておりこちらもアジアトップ。もはや欧米チームとも、海外の名門クラブなどでも対等に戦う日本の選手たちにAFCからもエールが送られています。
AFCはこの発表を受け、「カタールのアル・ハイドスと日本の山下杏也加は、フットボール賞にノミネートされたアジア人選手だ！また日本女子監督だった池田や長谷川、熊谷、そしてオーストラリアの2選手もそれぞれノミネートされた」との見出しから始まる記事を投稿。
この記事の中で、山下選手については「今夏のパリ五輪で日本女子チームの準々決勝進出に貢献し、その類まれな才能を見せつけた！また国内では、2023年の皇后杯で優勝に導き、その栄誉をさらに高めたのだ！」と国内外での活躍、そして海外クラブへの飛躍を語ると、「イングランド女子スーパーリーグでチームオブザイヤーに輝いた長谷川と、イタリア・セリエAフェミニレで優勝した熊谷も、FIFA女子ベスト11にノミネートされた日本人選手だ！」となでしこジャパンでの活躍に加え、海外の名門クラブでの目をみはるプレーを絶賛。
そして池田前監督についても、「日本をパリ五輪の準々決勝に導いたことが評価され、FIFA最優秀女子コーチにノミネートされた」と世界で8人しかノミネートされない名誉を興奮をもって報じると、海外ファンからは「俺のセイケの名前がないぞ！」などと不服の声も…。
Voting is open for the ninth edition of #TheBest FIFA Football Awards! 🗳️
— FIFA (@FIFAcom) 2024年11月29日
Recognising the greatest achievements in the world’s most popular sport, vote now:
他にも、五輪でスーパーゴールを決めた谷川萌々子選手ら日本勢のノミネート漏れを指摘する声も上がっていましたが、それでも日本から5名もの名前が上がっているこの賞の投票は、現地時間12月10日まで実施されます。
