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【GPファイナル Jr&Sr男子SP・Jr女子&SrペアFS】「お花クンクンは健在だ❤︎」りくりゅうらチームJAPANのメダルラッシュに海外驚愕‼︎

 

フランスで開催されているフィギュアスケートGPファイナルの競技2日目。ジュニア男子で中田璃士選手が首位発進となると、続くジュニア女子は表彰台独占の快挙、そしてりくりゅうペアはミスがありながらも銀メダル獲得などなど、強い日本勢に海外も驚愕となっています。

 

 

この日のスタートはジュニア男子のSP。今シーズンGP初参戦の高橋星名選手は緊張が出たのか、これまでしてこなかったミスが出てしまい61.83点で6位発進となるも、続く大会2連覇を狙う中田選手は、修羅場を潜り抜けてきた強さを発揮し、圧巻の演技で79.39点で首位に。

 

続くジュニア女子FSでは、史上初となる快挙が2つも達成。前日のSPで上位を独占していた若き日本女子勢は、中井亜美選手がミスがありながらも総合189.58点で3位を死守すると、続く和田薫子選手も減点はあったものの、初出場とは思えない演技で191.75点で2位を奪取。

そして島田麻央選手は、珍しくジャンプでの転倒があるもミスに動じない演技で199.46点と、島田選手としては納得いかない点数となっていましたが見事優勝。これにより、日本フィギュア界初となる今カテゴリーの表彰台独占、そして島田選手の3連覇という快挙を達成。

 

そんなミスがありながらも結果を残したのは、ジュニア女子だけではありません。シニアペアFSでは、りくりゅうペアがこの日はジャンプのミスが相次ぎながらも、圧倒的スピード感とこれまで磨いてきた豊かな表現で、総合206.71点で2位と銀メダルをゲットしています。

2人は演技後、海外メディアのインタビューで「全体的にミスはあって良くはなかったけど、後半は挽回でき130点は取れたので良かったと思う」としっかり目標達成できたことを語り、ミスがありながらも来年のミラノ五輪につながる経験になったことを語ってくれていました。

 

そして続くシニア男子SPでも日本勢2選手が躍動。5番滑走に登場した佐藤駿選手は、冒頭の4回転ルッツで転倒が出てしまったものの、その後はしっかりとジャンプを決め、持ち前の豊かな表現と見事なステップワークで魅せ、86.28点で4位と表彰台圏内につけています。

 

直後に登場した今や日本男子を牽引する立場となった鍵山優真選手も、冒頭の4回転サルコウでまさかの転倒が…。それでもその後はしっかり修正し、滑らかかつ力強いスケーティングで93.49点で、イリア・マリニン選手に次ぐ2位となり、FSでの挽回を誓っていました。

 

これらの競技終了後に行なわれたジュニア女子とシニアペアの表彰式では、日本勢らしさ爆発。ジュニア女子の仲良し3人組は、写真撮影の時に喜びを全身で表現すると、りくりゅうも表彰台リフトはなかったものの、いつもの仲良しお花クンクン姿でファンの方々はほっこり。

 

出場する2つのカテゴリーにおいて、もれなくメダルを獲得している日本勢。ミスがありながらも冷静に立て直し、しっかりと結果を残すその強さに海外メディアなどからも称賛の声が続々と寄せられ続けています。

 

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