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【羽生結弦さん】「いつの日か彼を我が国で…」海外ファン切望も羽生さんが国内中心の活動をし続ける理由❤︎

 

冬季五輪2連覇を達成したレジェンドで、今もフィギュアスケートのアイコンであり続けている羽生結弦さん。国内のみならず海外でも絶大な人気を誇る羽生さんが、国内のみでの活動となっていることを、海外ファンの方々などからの声を交え考察していきたいと思います。

 

 

先日発表されたFantasy on Ice 2025の出演スケーターに、これまでのように名を連ねることはなかった羽生さん。このショーで羽生さんの姿を観られないことを惜しむ声が上がる中、別のショーでの活躍や、海外の方々からは自国でのツアーを切望する声もあげられていました。

 

昨年のパリ五輪期間中、100周年を迎えた国際スポーツプレス協会が1924年~2024年の100年間におけるベストアスリートを発表し、その中で世界の名だたるアスリートに混じり、堂々の男性部門6位となっていた羽生さん。そう、羽生さんの人気はむしろ海外の方が高いのです。

 

そんな海外メディアなどからも頻繁に注目を浴びる存在の羽生さんですが、拠点を海外ではなく日本に置き、自身がプロデュースする公演も国内でのみ開催。この選択にはどのような理由があるのか、羽生さんを支持する国内外のファンの方々の声から4つの観点でまとめてみました。

 

1つ目は、『日本の方々への深い愛情と恩返し』であること。仙台を中心に世界トップスケーターへと成長した過程で、日本のファンの方々が羽生さんを精神的に支え続けてきたことは間違いなく、単独ショーでも「育ててくれた日本のファンに恩返しをしたい!」と語っていました。

 

2つ目は、『表現を最大限に生かせる環境』であること。競技時代から芸術性が高く、振付や演出などを自身が手がけるショーには「まるで映画のよう…海外では彼ほど自由に演出できる機会は少ないだろう」との声があがるように、羽生さんの理想が反映されやすいのでしょう。

 

3つ目は、『言語と文化的背景』について。海外での活動は現地の言語でのコミュニケーションが求められますが、日本語での繊細な表現を大切にする羽生さんは、ファンとの直接的な交流を重視する傾向があり、同時翻訳も使用しながらもレスポンスの精度を求めていそうです。

 

4つ目は、『スポンサーとビジネス的な側面』について。羽生さんは多くの日本企業とスポンサー契約を結んでおり、その影響力は国内市場で特に大きく、自身のショーを日本で開催することでスポンサーとの関係を維持しながら、高品質な演出を実現できているのです。

 

これらは多くの海外ファンの方々から理解が得られていることのようで、「自分の言葉で伝えられることは大事」、「ユヅが日本で活動するのは理にかなってる」などの声がある一方、やはり「ユヅ、中国に来てください!」、「いつかアメリカでも彼のショーが…」との声も…。

 

羽生さんが日本で活動を続ける理由は、単なる地理的な選択ではなく深い意味をもつことを理解しながらも、それでもいつかあるだろうと期待する海外ツアーなどに胸を弾ませ、待ち続けるファンの方々が多いようです。

 

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