
開催中のバレーボール女子世界選手権において、予選最終戦に大会2連覇中のセルビアと対峙する日本。互いに決勝R進出を決め、世界の頂へとより有利に進むため予選首位通過をかけた戦いに海外メディアも注目しているようですが、相手主将が負傷との情報も入っています。
初戦でカメルーンを3-0で下し、続くウクライナには2セットを奪われるも石川真佑キャプテンらの奮闘により3-2で勝利していた日本。この後のプールHの試合結果により、日本の予選突破が決定しており、ともに2勝しているセルビアとの首位通過争いとなっていました。
そんなセルビアは、2018年と2022年大会で連覇している女王。今大会初戦のウクライナ戦でも、キャプテンのティヤナ・ボシュコビッチ選手を中心にパワフルなスパイクや高いブロック、そして強烈なスパイクなどで圧倒し、日本が苦戦したウクライナ相手にストレート勝利。
今年のVNL予選R第2戦でも対戦していた両チームですが、その際はセルビアの絶対的エース・ボシュコビッチ選手が不在という状況。ここは相手の高いブロックに苦戦しながらも、石川選手や和田由紀子選手らを中心とした多彩な攻撃の日本でストレート勝利していました。
そんな両チームの激突を、海外メディアのVolleyball Worldは公式サイトやSNSを通じ「水曜にセルビアと日本はプールトップの座をかけて争うこととなる!両チームの激突は想像を絶するだろう…」などと評し、大注目の一戦であることを世界に向け発信していました。
また海外スポーツデータサイトの「Sofascore」は、日本対セルビア戦のプレビューとして両チームの過去対戦成績を詳細に分析。これまで日本もセルビアもともに12勝ずつと互角であること、世界選手権では日本が2勝1敗と勝ち越していることなどを報じてくれています。
これらの注目度の高さやデータなどからも、今回の両チームの激突も白熱の接戦になる可能性が高いとみられているのですが、セルビアの方々からは「大事な日本戦にエースでキャプテンのボシュコビッチ不在で大丈夫なのか?」との心配の声が続々と上がっているようです。
実は先のウクライナ戦第2セットで、右足首を負傷しコートを降りていたボシュコビッチ選手。試合には勝利していましたが、ベンチで治療を受ける姿や足首を冷やしながら勝利を祝う姿などがメディアから報じられており、日本戦出場も絶望的とみられていたのです。

このことについて、試合の翌日にセルビアバレーボール連盟からは「診断の結果、ティアナは骨折はなく靭帯の捻挫と診断されている。現在彼女はリハビリを行なっているが、回復にどの程度時間を要するのか、現段階では確実なことを伝えられない状況となっているようだ。それでも彼女が決勝Rの準々決勝に向け、万全の状態で出場できるようチームとして準備を整えるよう努めている」など重症ではないものの、日本戦に向けては出場を見送ることを報告。これを知ったファンの方々からは安堵とともに、日本戦に向けてのコメントも続々。
2010年大会以来のメダル獲得、そして1974年大会以来の優勝を狙う日本はここで勝利しても、おそらく決勝R終盤でボシュコビッチ選手が復帰したセルビアと対戦することでしょうから、それらを含め期待の一戦です。



