
フィギュアスケートのCSネーベルホルン杯2025の競技が、日本時間9月25日からスタート。参戦するりくりゅうは現時点でシーズンベストスコア最上位ペアとなっており、ミラノ五輪での金メダル獲得に向け、今大会は重要な位置付けの大会となっているようです。
ミラノ・コルティナ五輪での金メダル獲得を目指し、日々奮闘するシーズンに臨んでいるりくりゅう。今年3月の世界選手権で王座を奪還し、再び世界のトップに返り咲いた2人にとって、この五輪シーズンはこれまでの努力の全てをぶつける重要なシーズンとなっています。

そんな2人の今シーズンの最大の目標は、ケガなく最高のパフォーマンスで五輪本番を迎えること。木原選手の腰や三浦選手の肩のケガなどにより、調整が遅れたシーズンもありましたので、これらの経験から今シーズンはコンディション管理を最優先にする戦略を取っています。
そんな2人の五輪シーズンは、新設されたCS木下グループ杯からスタートしており、そこでの新FS「グラディエーター」は、「自分たちの道は自分たちで切り開く」という力強いテーマ通り、2人の歩みが感じられる最高の演技で見事優勝し、幸先の良いスタートを切りました。
その後、海外の専門メディアのアナリストから今シーズンのペアSBランキングが報じられており、その中でりくりゅうは222.94点というハイスコアで現時点でトップに君臨。2位以下に10点差以上つけていますが、シーズン序盤ということもあり決して油断はできません。
PAIRS SB 21 Sep 25
— Jackie Wong (@rockerskating) 2025年9月21日
222.94 Miura/Kihara CSJPN
212.90 Metelkina/Berulava CSJPN
199.43 Stellato-Dudek/Deschamps CSUSA
193.54 Efimova/Mitrofanov CSUSA
192.77 Nagaoka/Moriguchi CSJPN
^191.52 Zhang/Huang OLYQUAL
187.89 McBeath/Parkman CSUSA
^186.84 Akopova/Rakhmanin OLYQUAL
183.22…
そんなCSを経てGPシリーズへと歩みを進める2人は、第1戦と第5戦にエントリー。これまでと出場大会の傾向は異なるものの、コーチとともに計画されたスケジュールでGPファイナルに進み、五輪優勝候補としての地位を確固たるものにするべく優勝してくれることでしょう。
2人がミラノ五輪で金メダルを獲得する成功への鍵について、識者やファンの方々からのコメントから次の3点に集約されそうです。1つ目は「プログラム完成度向上」で、継続プロのSPはもちろん、新FSも短期間で技術的にも芸術的にも極限まで磨き上げることが求められます。
2つ目は「ケガの予防とコンディション維持」で、過密なスケジュールの中で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、身体のケアを徹底すること。
そして3つ目として「メンタル強化」が求められており、五輪という大舞台の重圧に打ち勝つ強い精神力も必須となっているようです。
この3要素の中で今回のネーベルホルン杯で特に求められているのは、新プロであるFSの精度をさらに向上させ、国際的なジャッジの前で評価を得ておくことでしょう。木原選手の体力的にもキツそうなプロですが、今回も移動の報告がないほど大会に集中しているようです。
これまで数々の困難を乗り越え、二人三脚で世界の頂点まで登りつめてきた2人。今シーズンは夢である五輪での金メダル獲得に向けて、目の前の大会、目の前の競技に対して一歩ずつ確実に進んでいくことでしょう。



