
10月7日、ワールドチャレンジシリーズで欧州王者ペルージャが日本王者・サントリーサンバーズ大阪に3-1で勝利。この一戦は世界中のファンの方々からの注目を集めており、海外メディアからは「チャンピオンズリーグ級のスペクタクルだ‼︎」との声も上がっているようです。
海外メディアやファンから大きな注目を集めていたこの2連戦。イタリアメディアからは、「ソールドアウトとなった有明アリーナでのチャンピオンズリーグ級のスペクタクル!」と大々的に報じられ、バレーボール熱の高いイタリアにとっても異例のイベントとして認識。
そんなこの2連戦の初戦は、サンバーズが第1セットを先取し世界王者を相手に一時リードを奪う健闘をみせたものの、地力で勝るペルージャがその後3セットを連取し逆転勝利。もちろんこの試合で日本のスター選手である石川祐希選手や髙橋藍選手らも攻守にわたり大活躍。
【🏐試合終了🏐】
— ワールドチャレンジシリーズ2025 (@wcseries2025) 2025年10月7日
🇯🇵@sun_SUNBIRDS 1-3 🇮🇹@SIRVolleyPG
(25-20,21-25,24-26,21-25)
🏆Qoo10 presents ワールドチャレンジシリーズ2025
🗓2025.10.7
🎪東京有明アリーナ
📺地上波フジテレビ:生中継
📱TVer:スペシャルライブ配信
📱FOD:LIVE配信
📺CSフジテレビONE:生中継#wcs2025… pic.twitter.com/10nHXkOHOw
試合後、石川選手からは「日本代表として一緒に戦ってる仲間が対戦相手にいるのは新鮮な経験。非常にいいプレーをしていた」などと語られると、髙橋藍選手からも「本当に全てのプレーがトップレベルだったが、明日もクオリティーの高いバレーを見せたい!」と語るなど互いをリスペクトする言葉を残してくれていました。
Vittoria ✌🏻
— Sir Safety Perugia (@SIRVolleyPG) 2025年10月7日
Il primo match della @wcseries2025_official è nostro!
Sir Safety Perugia-Suntory Sunbirds 3-1 (20-25, 25-21, 26-24, 25-21)#BlockDevils #MoveSport pic.twitter.com/EAvGTIKrZY
ペルージャにとって「世界的なショーケース」と位置づけられているこのツアーにおいて、海外メディア、特にペルージャの地元メディアなどからは、試合結果以上に会場の熱狂ぶりが強調して報じられているようで、大阪・関西万博のイタリア館アンバサダーにも選出されている石川選手を、「スポーツを通じ両国の交流を深める重要な役割を担っている」と評した上で、今回13得点を挙げた石川選手を「ホームでの活躍は、ペルージャというクラブ、そしてイタリアリーグ全体の日本におけるブランド力を高める上で極めて重要」と改めて絶賛。
また別のメディアからも、「日伊交流の象徴:イシカワ」と評され、ペルージャの「日本人スパイカー」として得点面で活躍しただけでなく、このツアーが実現した日伊クラブ間のパートナーシップの象徴と紹介。多くのメディアが、ペルージャがシーズン開幕前に世界的な注目を浴び、石川選手が凱旋試合で活躍するという、日伊のバレーボール交流の新たな歴史を刻むイベントとして、大きな成功を収めたと結論付けているようで、その中でも石川選手の存在を特別視しているようです。
また今回のペルージャの来日が試合の直前だったということもあり、「素晴らしい勝利だブロック・デビルズ(ペルージャの愛称)!時差ボケにも関わらず我々が支配した!」、「時差ボケはたった1セットだけ…偉大なプロフェッショナルたちだ!」と自チームを称える声も…。
もちろんサンバーズに関しても一定以上の評価を報じているのですが、やはり地元のスターチーム、そして今やチームにとって欠かせない存在である石川選手を称える声が上がり、2戦目にも期待の声が上がっています。



