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【11.29 なでしこジャパン vsカナダ】「厳しい挑戦になるだろう…」カナダ主力選手がチーム最新状況と心境を吐露!

 

11月29日の親善試合に向け、準備を進める日本女子代表なでしこジャパンとカナダ女子代表。ともに順調なと調整が進められていることが両協会などから報じられているのですが、カナダ主力選手からは母国メディアに対し、チームの状況と現在の心境が吐露されています。

 

 

2025年を締めくくる重要な国際親善試合として、FIFAランク8位のなでしこジャパンとの2連戦を選んだカナダ。カナダサッカー協会からは、この連戦をFIFAランク9位のカナダにとって2026年に向けた挑戦的で貴重な成長の機会」と位置づけていることが報じられています。

 

今後のW杯などの重要な期間に備え、チームのアイデンティティを強化し、連携を深めるための重要なステップとして期待されていますが、就任1年となるケイシー・ストーニー監督が母親の体調不良を理由に帯同せず、ナタリー・ヘンダーソンコーチが代行することとなっています。

youtu.be

 

この連戦を前にカナダサッカー協会からはプレビュー記事が投稿されており、その中で「5つの重要なストーリーライン」が提示。「日本という質と一貫性で世界的に知られるワールドクラスの相手と対戦することでチームの力量を測る」ことを一つ目として挙げると、二つ目に、この試合は未来に向けた構築であり、今後の活動期に向けた基盤を築くためのステップであること、三つ目の監督代行という状況下で、経験豊富な選手と新興のリーダーの両方がチームを導くリーダーシップの機会であること、四つ目には、日本がカナダにとって歴史的に困難な相手であるという物語を変えるチャンスであり、強いパフォーマンスを通じてチームの成長と回復力を示すとしていること、そして五つ目として、ベテランと有望な若手を組み合わせたロスターを通じて層の厚さと成長を誇示する場であると示しました。

canadasoccer.com

 

そしてこの投稿の最後には、注目選手として中盤のジェシー・フレミング選手や攻撃のジョーディン・ハイテマ選手、守備のバネッサ・ジル選手らの名前を挙げ声援を求めると、熱心なカナダメディアからも、ストーニー監督の不在や過去の対戦で不利であることなどが報じられ「カナダ代表の直近の3連敗という不振については十分ではない…最後の数試合や数回のキャンプについて話し合い、チームとしてどこへ向かいたいかヘンダーソンコーチ不在下であるが不可欠な議論を行なっている」などと明かすジル選手らの直前コメントなども報道。

www.tfcrepublic.ca

それらの報道によると、不振の原因としてクリスティン・シンクレア選手らのベテランの引退に伴うリーダーシップの役割を埋める過渡期にあること、そしてコーチングスタッフの変更も影響していると分析されており、この日本戦はそれらを払拭するための絶好の機会であり、何よりもまず2勝することをチームの最大の目標としているようで、ジル選手からの「タフだがエキサイティングな試金石になるだろう…」とする力強いコメントに、カナダ国民を代表して期待を寄せているようでした。

 

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