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【U-13女子日韓戦】「歴代初勝利だったのだが…」わずか2日間で結果を覆した未来のなでしこの"驚異の修正力"に韓国愕然‼︎

 

11月24日から韓国で行なわれていたエリートプログラム・女子U-13日韓交流において、1勝1敗という結果を報じた韓国サッカー協会。初戦は「歴代初の勝利だ!」歓喜していた韓国ですが、修正力の高さを示した未来のなでしことの2戦目後は笑顔が消える事態となっています。

 

 

エリートプログラム事業を通じて若き才能の育成に力を注いでいるJFA。今回の交流戦も日本の次世代を担う選手たちが国際経験を積むために躍動しており、日本女子サッカーが長年にわたり築いてきた圧倒的な優位性を示す歴史的背景を物語るものとなっていたようです。

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11月26日に行なわれた第1戦では、韓国U-13代表がこれまで負け続けてきた日本相手に3-0で勝利を収めました。韓国協会はこの勝利を「女子U-13世代の韓日交流戦における歴代初の勝利」と絶賛し、さらに「全ての女子年代を通じて2016年10月以来9年ぶりの勝利」を強調。

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A代表なでしこジャパンはもちろん、リトルなでしこヤングなでしこが9年間韓国女子を蹂躙し続けてきたことは、日本女子サッカーが長期間にわたり優位性を保ち続けてきたことを裏付けていますが、それだけに韓国協会の喜び方はより一層ポジティブとなっていました。

 

そんな屈辱的な3点差での敗北を喫したわずか2日後の11月28日、第2戦に臨んだU-13日本女子代表は2-0の勝利を収め、見事韓国へのリベンジを果たしました。日本女子サッカーの真の強さは敗戦に対する対応力、すなわち修正力の高さであったことが示された試合でもあります。

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この結果は、日本の指導者と選手たちが第1戦の敗因を極めて迅速かつ正確に分析し、戦術、個人の技術、メンタル面などあらゆる面で的確な修正を加えたことを示しています。サッカーは技術だけでなく、相手の分析とそれに対する適応能力が勝敗を大きく分けるスポーツ。特に国際大会では、短期間で次々と異なる相手と対戦するため、試合中にあるいは試合間隔での修正力が鍵となります。

 

第1戦で歴代初の敗北を経験した日本が、すぐに失点を抑え込みクリーンシートでの勝利を収めた事実は、日本女子サッカーの育成年代から一貫して問題を乗り越え、戦術的・精神的に立ち直る能力が徹底されていることの証左です。この迅速な対応と改善のサイクルこそが、世界の強豪国と渡り合える日本女子サッカーのDNAと言えるでしょう。

 

今回のU-13日韓交流戦に参加した若きなでしこたちには悔しさもあるでしょうが…結果以上の価値もあったと思います。過去の圧倒的な優位性を示す歴史的背景は、現在の日本女子サッカーが持続的な高レベルを維持している根拠であり、そのレベルに挑戦する韓国チームの歴史的勝利の重みを際立たせます。そしてその歴史的敗北の直後に見せた見事な逆転劇は「課題が明確になれば必ず克服する」という、世界チャンピオンを経験したなでしこの育成哲学と勝利への飽くなき探求心が、確実に次世代の選手たちに受け継がれていることを証明しているのです。

 

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