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【全日本フィギュア2024 男子SP】「結構荒れてるけど…」会場も海外メディアもこの2人のパフォーマンスに釘付け❤︎

 

年末の恒例大会である全日本フィギュアスケート選手権の開幕を告げた男子SP。鍵山優真選手や佐藤駿選手ら、主力とされる選手たちが次々とジャンプでミスし荒れた展開となる中、予想外の選手2名が、海外メディアや会場から称賛を浴びて話題となっているようです。

 

 

この日の男子SPで点数が大きく動き出したのは第4グループから。20番滑走に登場した三浦佳生選手が激しいリズムの曲に合わせ、いつも通りの爆速で冒頭のコンボを決めると、4回転トウループで転倒がありましたが、88.87点で4位とこの日初めての80点台に乗せると…

 

24番滑走の佐藤選手も冒頭の4回転ルッツで転倒してしまいますが、そんなことを忘れさせてしまうかのような魅せる演技で力強くフィニッシュ。少し悔しさを滲ませた佐藤選手でしたが、会場からは盛大な拍手と歓声が送られ、81.90点で最終6位となっていました。

 

そして最終グループでは、会場からも海外からも大声援を受けていた織田信成選手マツケンサンバを熱演。袖がなかなか出ない多少のハプニングはありましたが、会場からの手拍子に乗り、まるでEXのような最高の笑顔で「オレッ‼︎」を決めると、84.53点の表示に大号泣。

 

その直後、ジュニアからの最強の刺客として参戦する中田璃士選手は、その空気感に飲まれず、淡々とうちから迸る情熱をスケートで表現。シニア顔負けのステップやスピンでも魅せ、見事ノーミス演技で自身も驚きの90.31点で2位とシニア勢にプレッシャーをかけます。

 

そして現れた日本男子のトップに立とうとする鍵山選手。冒頭の4回転サルコウを完璧に決めると、続くコンボや流れるようなスケーティング、そして磨き上げられた表現で魅了しますが、トリプルアクセルでまさかの転倒が…。それでも鍵山選手は92.05点で首位に…。

 

続いて、会場に緑の応援バナーが舞った本草太選手も、圧倒的表現力に軽やかなジャンプで魅せますが、トリプルアクセルでお手つきが…。その後はしっかりと持ちなおしますが、点数を伸ばすことができず80.10点で7位と、FSに向けなかなか厳しいスタートに…。

 

そして、30選手が参戦している男子の最終滑走に登場したのは友野一希選手。リズミカルな曲に乗り冒頭のコンボをクリーンに決めると次々とジャンプを成功させ、EX番長として会場からの手拍子でさらにパワーアップした演技には、89.72点が与えられ3位となっていました。

 

これらの演技後、海外メディアのGolden Skateからは選手たちのインタビューが続々と報じられており、特に織田選手や中田選手には「37歳の織田は力強く楽しい演技で輝きを放った!」、「中田はパワフルかつ衝撃的なパフォーマンスで魅了した!」など2人を絶賛。

 

そんな熱すぎる男子のバトルは、翌日15時45分からのFSに持ち越しとなっており、点数的にも誰が表彰台に立ち世界選手権出場を決めるのか、ファンの方々でも予想が難しい状態となっています。

 

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