鍵山優真選手ら仲良し卍ボーイズや坂本花織選手に渡辺倫果選手、そしてりくりゅうペアが出場するというなんとも贅沢なガンバルディア杯…もといロンバルディア杯が開幕。競技初日は男女SPが行なわれ、5選手の進化が感じられる演技に歓喜の声が寄せられています。
チャレンジャーシリーズでありながら、同じイタリアで開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据えてか日本の主力スケーターが大集結した今大会。アメリカからの刺客としてイリア・マリニン選手も参戦するとあり、ファンの方々の期待は高まっていました。
そんな豪華な日本勢のトップを飾ったのが、20選手が参戦する女子シングルで7番滑走と早めの登場となった坂本選手。金髪に赤の衣装というこれまでからガラリと印象が変わる装いで登場すると、最後のコンボでミスがあるも新たな世界を見せ、73.53点で2位となります。
Interview with Kaori Sakamoto 🇯🇵 坂本 花織 after her SP at Lombardia Trophy:
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月13日
How do you feel about today's skate?
"As today was the first competition of the season, I'm not in top condition. But I planned to and managed to bring out the best I can do at the moment, so that's a… pic.twitter.com/hy0GAOoAxP
その直後の8番滑走には、直前まで開催されていたワンピースオンアイスでチョッパー役を務めていた渡辺選手が登場。冒頭にトリプルアクセルをもってくるも、ここは惜しくも転倒となりますが、豊かな表現とキレのあるスケーティングで61.79点の6位通過となっています。
Rinka Watanabe 🇯🇵 61.79 feels good about her skate today despite falling on the 3A. “I still did a decent 3Lz and 3F after that. I didn’t have enough speed and that’s why I decided to only do a double on the combination.
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月13日
My goal is to skate with three 3A in competition. I want to… pic.twitter.com/NgZxIV65l1
そんな2人は海外メディアに対し、いつも通りの仲良しぶりをアピールした後、坂本選手は夏に富士急ハイランドで思い出を作ったことやブロンドヘアの経緯を…。渡辺選手からはSPに満足していることや、ミラノ五輪まで駆け抜けたいことなどが語られていました。
続いて行なわれた男子シングルの1番滑走には、卍ボーイズの切込隊長の三浦佳生選手が登場。トップバッターの緊張といつも通りの爆速スケーティングによってか、ジャンプが不安定な部分もありましたが、これまで以上に迫力のある演技で76.42点の5位通過に…。
Kao Miura 🇯🇵 三浦 佳生 76.42 - couldn’t show the start into the season he was hoping for as he entirely missed his combination.
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月13日
“There is nothing good really to say about today’s performance. I was able to skate the program.
On competing with Yuma and Shun:
"On Ice & Off Ice,… pic.twitter.com/LE8nii1h71
中盤の9番滑走には鍵山選手が登場し、昨シーズン以上に魅せる演技にファンや観ていた方々はメロメロに…。冒頭の4回転サルコウでミスがあったものの、その他のジャンプや全てレベル4のステップやスピン、そして圧倒的表現力で98.68点の2位となっています。
Defending champion Yuma Kagiyama 🇯🇵 鍵山 優真 earned 98.68 -
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月13日
He steped out of his 4S but delivered a clean 4T3T combination as well as a solid 3A to “The Sound of Silence.”
Here is our interview with him after his SP in Bergamo:
“My 4S was so-so but I'm glad I landed my 4T and… pic.twitter.com/0rITbXv2FL
そして最終滑走に登場した佐藤駿選手も、さらにスケーティングに磨きをかけた素晴らしい演技を披露。冒頭のジャンプにqが付いてしまいましたが、それを感じさせないほどその世界観に惹き込み、観ている方々を大満足させた演技には98.39点が与えられ3位となっています。
Shun Sato 🇯🇵 佐藤 駿 98.39 takes third place with a clean skate after the SP at Lombardia Trophy.
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月13日
“When I look back at today's performance, I had mistakes in the spin but I was able to land my jumps well and I was able to skate without feeling nervous, so I'm happy about that.… pic.twitter.com/l31TLvbOiH
この日登場した日本勢5選手が、このオフシーズンにどれだけ自身のスケートに磨きをかけてきたのかがわかる演技となっており、これを観ていたファンの方々からも
「これからの進化が楽しみすぎる♪」
「成長がエグすぎる❤︎」
などの声が続々と寄せられていました。
今大会の様子はGolden Skateの公式SNSなどから情報が流れてきており、14日からスタートするペア競技、とりわけ三浦璃来選手と木原龍一選手のりくりゅうペアの情報も気になるところとなっています。