女子東アジアE-1サッカー選手権の初戦において、台湾と対戦したなでしこジャパン。開始直後から日本がボールを支配する一方的な展開となると、選手交代を多用しながらも4-0という海外メディアの想定以上の日本の快勝に、海外から絶賛の声が続々上がっています。
日本同様熱い日が続く韓国が会場となっている今大会。日々日本選手のトレーニング風景などを投稿してくれていたなでしこ公式SNSには、今大会に挑む選手たちの可愛くも勇ましい紹介画像が続々投稿されており、サポーターやファンの方々の期待も高まっていました。
一方この試合を前に中華メディアからは、「日本が3-0で勝利する!」と具体的な勝敗予想記事が飛び出しており、海外勢不在ながら経験豊富で高い技術をもつ選手が多数いること、個人でも組織としても高いパフォーマンス発揮が期待されることなどが主な理由となっていました。
Miyu Yakata pounces for Japan's first of #EAFF2025! 🇯🇵⚽#EAFF #E1 pic.twitter.com/m5prln7pC6
— EAFF (@EAFF_Official) 2025年7月9日
そんなこの試合は序盤から日本が次々とシュートを放つ一方的な展開となると、22分には日本がパスを繋ぎ矢形海優選手が先制ゴールを奪い、続けてコンディション不良の土方麻椰選手に代わり追加招集されていた滝川結女選手が、ゴール前のこぼれ球をしっかり捩じ込みます。
Yume Takikawa does not miss from there 🎯#EAFF2025 #EAFF #E1 pic.twitter.com/Gdtnfun8Df
— EAFF (@EAFF_Official) 2025年7月9日
2点リードで迎えた後半も日本の勢いは止まらず、開始直後に山本柚月選手がカットしたボールに、キャプテンの高橋はな選手が合わせ追加点を奪うと、山本選手と交代で入った中嶋淑乃選手からの攻撃の中でオウンゴールを誘い、これが4点目となり4-0で初戦を快勝した日本。
Silky from start to finish 🎨 Hana Takahashi makes it look easy.#EAFF #EAFF2025 #E1 pic.twitter.com/bFzq5Mwu7r
— EAFF (@EAFF_Official) 2025年7月9日
そんなこの日本の快勝について、なでしこたちの会場入り動画などで速報してくれていたEAFFからは、公式SNSで「前半は矢方と滝川がゴールを決め日本チームを牽引!」、「最初から最後までシルクのようだ…高橋はなは簡単そうにやってのけた!」などゴールシーン動画を投稿。
終始日本の一方的な展開となったこの試合について、台湾サッカー連盟からは「今大会の初戦が始まった!台湾女子チームは健闘したが強豪日本女子チームに敗れた。次戦では勝ち点獲得を目指していきたい!」などと奮闘したことなどが公式SNSで報じられていました。
また台湾や中国のメディアからは「日本チームは試合の大半でボールを保持し、残念ながら台湾チームは0-4で敗れた」、「日本は見事は連携で次々得点を奪うと、台湾のシュートを1本にとどめ勝利した!」など圧倒的力量差で日本が勝利したことを称賛し報じていました。
台湾の方々からも「やっぱり日本は強かった…0-4は厳しい結果だけどこれが現実だ…」、「アジア予選でグループ突破した今の台湾なら正直もう少し善戦できると思っていたがそう甘くはなかったようだ…世界との差を見せつけられたな…」などこの絵が続々と上がっていました。
初戦を快勝した日本は13日20時〜ホストの韓国代表と対戦することとなっており、地元開催で負けられない韓国に対して、なでしこたちが今回のようにいかに自分をアピールし勝利できるかに注目が集まっています。