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【ジュニアGP③イタリア 男女FS】「またもジャパンが制した‼︎」日本勢の3大会連続となる金メダル&表彰台乗りに驚愕の声♪

 

新設された木下グループ杯など、シニアでもシーズン序盤の盛り上がりをみせているフィギュアスケートですが、日本ジュニアがまたも世界で躍動。ジュニアGPシリーズ第3戦・イタリア大会で、日本勢が3大会連続となる金メダル&表彰台乗りを決め、世界中を驚かせています。

 

 

8月末からスタートしているジュニアGP大会。第1戦で中田璃士選手と岡田芽依選手が揃って優勝すると、第2戦も岡万佑子選手が優勝、高橋星名選手も2位となり2大会連続表彰台となっていた若き日本勢。第3戦の今大会出場選手にも、表彰台への期待が高まっていました。

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イタリア・ヴァレーゼを会場に競技が行なわれていた今大会。男子SPでは、9番滑走の西野太翔選手がノーミスの演技で首位に僅差となる75.97点で2位につけると、ジュニアGPデビューとなる植村駿選手も、負けじとノーミスの演技で75.37点という高得点で3位という好発進。

 

続く女子SPでは、9番滑走にジュニアGPデビューの金沢純禾選手が登場し、いきなりガッツポーズが飛び出す完璧な演技で65.37点と首位通過するも、昨シーズンのジュニアGPファイナル銀メダリストの和田薫子選手はジャンプで減点があり、58.66点とまさかの6位通過に…。

 

3大会連続となる表彰台乗りを期待するファンの方々に向け、躍動したい若き日本のスケーターたち。日を跨いで行なわれた男子FSでは、SP3位となっていた植村選手が構成を少し落とし挑み、他を圧倒する表現やスケーティングで総合212.55点で見事3位で表彰台に乗ると…

2位通過となっていた西野選手は、冒頭から4回転ジャンプを連続で決め観ていた方々を驚かせると、その勢いのまま自己ベストを大幅更新するスコアで優勝。これにはISUから「大きなジャンプやドラマでヴァレーゼの氷上を熱く盛り上げた!」などと驚きをもって西野選手を称賛。

 

この男子の勢いに負けてられないと奮闘したのは和田選手。6位通過の悔しさをバネに、冒頭のコンボや絶品のダブルアクセルなどのジャンプや、観ている方々の心を鷲掴みにするスピンなどで魅せ、総合180.83点を獲得し、あと0.4点で表彰台という4位まで追い上げていました。

 

そんな和田選手に勇気をもらった首位通過の金沢選手でしたが、冒頭のコンボでミスがありその後の構成を変更する対応力などでなんとかそのまま優勝。海外からは「デビュー戦で見事金メダル獲得!力強いジャンプや鋭いスピンはチャンピオンの輝きだ!」と絶賛の声が…。

 

今大会も3選手が表彰台、そして4位の和田選手も奮闘するなど、素晴らしい演技と成果を届けてくれた若き日本勢。次週バンコクで開催の第4戦タイ大会には、絶対女王の島田麻央選手に初戦チャンピオンの岡田選手や中田選手。そして蛯原大弥選手やかほゆうも参戦します。

 

木下グループ杯などシニアも盛り上がりをみせているフィギュアスケートですが、日本フィギュア界の未来を担う若きスケーターたちも、先輩たちに負けじと世界を舞台に力強く躍動してくれています。

 

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