男子VNL予選Rを2試合残し、7勝3敗の3位となっていた日本。石川祐希選手らを欠く中、若い力が躍動するも、ほぼベストメンバーを揃え今予選トップを走るブラジルに0-3で敗れると、ブラジルからは勝利の喜びに加え、日本を称賛する声も続々と上がっているようです。
日本R初戦のドイツ戦に続き、アルゼンチン戦でも見事な逆転劇を披露し、ブラジル、イタリアに次ぐ3位となっていた日本でしたが、この日のブラジル戦には肩の痛みを訴える石川選手と小野寺太志選手が登録から外れ、山崎彰都選手と山内晶大選手が新たに登録されていました。
対するここまで首位のブラジルは、現地では早朝の試合となることから「ホスト・ジャパンとの対戦を目覚ましをかけて応援しよう!」などと連盟から呼びかけられており、この投稿には「ブラジルには勝ってほしいが日本も応援してしまう」との悩ましい声が上がっていました。
そんなこの試合の第1セット、富田将馬選手のスパイクから始まり、宮浦健人選手の連続サービスエースなどいい場面もあったものの、やはり高さとパワーで圧倒してくるブラジルを前にミスが多くなり、粘り強いDFで凌ぐも21-25でこのセットを落としてしまった日本。
続く第2セットは、甲斐優斗選手や西山大翔選手らを投入し流れを変えようとしたロラン・ティリ監督。佐藤駿一郎選手の素晴らしいブロックなどもあり、終盤にかけて1点差まで追い上げる盛り上がりを見せた日本でしたが、あと一本が出ず23-25とブラジルに連取されてしまいます。
第3セットは最初から髙橋藍選手をベンチに置き、甲斐選手ら若手の躍動を見守ったティリ監督。ブラジルのブロックに苦しみながらも、日本らしい粘りのDFと素早い組み立てで応戦し、デュースまでもつれる大接戦となるも26-28となり、敗れてしまっていました。
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ 2025 千葉大会、#バレーボール男子日本代表 はブラジルにセットカウント0-3で敗れました。本大会の通算成績を7勝4敗としました。
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2025年7月18日
次戦は20日(日)19:20からのアメリカ戦です。
Photo: @volleyballworld#VNL2025 #勇往邁進LosAngeles2028 pic.twitter.com/T32AfqbWbJ
このブラジルと日本とのビッグマッチを報じていた海外メディアのVolleyball Worldからは、ブラジルが日本を下し予選突破が確実視されていること、ブラジルは日本をストレートで下したものの、日本のDFに手を焼いていたことなどが世界に向けて報じられていました。
またブラジルバレーボール連盟からは、「日本を3セットで下しファイナルの居場所を確保した!」と勝利報告があると、ブラジルの方々からは「あの日本からストレート勝利は素晴らしい!」、「日本を下した今のブラジルは史上最強だ!」など歓喜の声が上がっていました。
そんな声に混じり、「日本もDFはさすがだったけど、今日はブラジルの日だった♪」、「日本と対戦するには多くの忍耐が必要だったが、この勝利によりブラジルはさらに上のステージに上がることができた!」など日本の粘り強さをリスペクトする発言も上がっていました。
甲斐選手ら若い力が躍動し、最後までガチメンのブラジルを苦しめた日本。もしかすると予選最終のアメリカ戦に向けた準備がすでに始まっていたのかもしれませんが、最終戦は勝って決勝Tに進みたいですね。