
日本時間8月8日のU20女子アジアカップ予選第2節において、マレーシア代表と対戦するU-19女子日本代表・ヤングなでしこ。前戦を快勝した日本に対し、黒星発進となっていたマレーシアのメディアやサポーターからは、日本戦勝利を神に祈る投稿や声が上がっています。
眞城美春選手らを温存し、終盤には選手交代を多用した日本の今予選初戦は、激しい雷雨の影響で中断を余儀なくされ、ピッチもバッドコンディションという状況の中となっていましたが、防戦一方となったグアム相手に果敢に攻め続け、5-0と勝利していた日本。
この試合後、藤﨑智子選手からは「ゲームキャプテンとしてとにかく声をかけること、プレーで引っ張っていくことを意識した。あまり重く考えすぎずに試合に臨めた点は良かったが、あれだけシュートを打って2点しか決められなかったことは課題…」などと語られると…
🔹U-19日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2025年8月7日
Shots from 0806📸✨
~Player Voices~
ゲームキャプテンを務め、2得点をあげた #藤﨑智子 選手
国際大会初出場初ゴールを決めた #柘植沙羽 選手#今日のU19女子 #jfa #daihyo #nadeshiko #みんななでしこ pic.twitter.com/2DjOtLpPUu
3点目を奪っていた柘植沙羽選手からも、「クリーンシートで終わるため、 雨が降った中でもいつも以上に声を出し守備の連携の声をかけることができた。ゴールは狙っていた。全ての試合に勝つことが大前提なので気を引き締めて次戦に臨みたい!」などと語られていました。
対する次節の相手・マレーシアは初戦にイランと対戦し、前半序盤に2ゴールを奪われると、後半アディショナルタイムにも追加点を奪われ0-3で敗北。ホームながら勝ち点を奪うことができなかったマレーシアは、得失点差でグアムを上回るグループF3位発進となっています。
この敗戦に関して、U20女子マレーシア代表のキャメロン監督からは「いくつかの個人的なミスが失点につながったこのような結果には満足していないが、選手たちのパフォーマンスには満足している…」など決して調子が悪かったわけではないことが語られていたようです。
これらを受けマレーシアメディアは、ホームでの勝利を信じ応援したにも関わらず敗戦となったことなどとともに「次戦はグループリーダーの日本との対戦だ!」、「イランは勝ち点3を我々から奪い、グアムを5-0で下した日本に次いで2位となっている」などと報じています。
そんな地元メディアの報道や投稿に、サポーターやファンの方々からは「日本相手に1点でも取れたら、それは勝利と同じ価値がある!」などの声に混じり、「アラーよ…難しいことは承知しているがなんとか彼女たちに力を与えてくれ!」と神に祈る声も上がっていました。
日本戦を前に、マレーシア連盟からは懸命なトレーニングをしていることが報じられており、その様子は真剣な表情のものばかり…。対するなでしこ公式SNSの前日トレーニングの様子は、笑顔が溢れリラックスした画像が盛りだくさんとなっており、対照的となっています。
Menjelang aksi kedua Kelayakan Piala Asia Wanita B-20 2026 menentang Jepun malam esok di Stadium Bola Sepak Kuala Lumpur, Cheras, skuad Malayan Tigress B-20 kendalian Cameron Ng giat menjalani latihan di Padang Latihan Sime Darby, Bukit Jelutong, sebentar tadi. pic.twitter.com/kNhqnWFeXj
— FA Malaysia (@FAM_Malaysia) 2025年8月7日
🔹U-19日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2025年8月7日
Shots from 0807📸✨
U-19マレーシア女子代表戦に向け、
トレーニング組とリアバリー組に分かれて前日トレーニング⚽#今日のU19女子 #jfa #daihyo #nadeshiko #みんななでしこ pic.twitter.com/OlkqXVOw4N
この予選の様子は、マレーシア連盟公式YouTubeにてライブ配信されることとなっていますので、ぜひそれぞれの場所から若きなでしこたちへ声援を送り、いいパフォーマンス発揮ができるよう支えていきましょう。




