
U-17女子W杯2025の準々決勝で、北朝鮮に1-5で敗北した日本代表・リトルなでしこ。FIFAなどからレビュー記事が投稿される中、北朝鮮の猛攻に苦しみながらも最後まで諦めず奮闘する姿勢に、海外から日本の若き選手たちに称賛の声が寄せられているようです。
グループステージからR16まで負けなしで進んできた日本は、試合を経るたびに連携がとれ、前戦コロンビア戦ではこれまで以上のパフォーマンスで4-0と快勝。対する北朝鮮もその実力を発揮しており、R16では開催国・モロッコを6-1で下す圧倒的攻撃力を見せていました。
スペインやアメリカが敗退となった今、海外メディアなどからは『事実上の決勝戦!』などとも評されていたこの試合は、試合開始わずか37秒に相手GKからのロングキックからの流れで日本が失点…。その後も6分に北朝鮮に追加点を奪われるも、日本も早い段階で逆襲。
相手のミスをつき、中村心乃葉選手が強烈なシュートをネットに叩き込み1点差に詰め寄りますが、その後も北朝鮮の猛攻を受け失点をした日本が1-3とリードを許し試合を折り返します。後半もなんとかボールを前線に運びたい日本でしたが、相手のハイプレスに苦しみ終了間際の失点も含め1-5と大きく差をつけられた日本は、悔しい表情を見せ今大会を終えました。
🔹️試合終了🔹️
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2025年11月1日
🏆FIFA U-17女子ワールドカップモロッコ2025
⚔️準々決勝
🇯🇵U-17日本女子代表 1-5 U-17朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵
⌚️4:00(🇯🇵)
📱FIFA+(https://t.co/RBNgJLVfzp)
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この試合後、FIFAからは「ディフェンディングチャンピオンの北朝鮮は、アジア対決となった準々決勝で日本を圧倒した!これによりブラジルとの準決勝への進出を決めた」とするレビュー記事を投稿。この試合のハイライトとして、試合開始わずか8分間で3ゴールが生まれる激しい展開となったこと、北朝鮮の開始37秒弾は世界を驚かせていたこと、日本はなんとか反撃に出るも北朝鮮の勢いを抑えることができず敗れてしまったことなどを紹介。
また北朝鮮のパク監督からの「今日の試合は我々にとっても日本にとっても非常に重要だった。日本は世界最強チームの一つだが、多くの準備をしてきた我々はこの勝利に非常に満足している。これは選手たちが最後までベストを尽くしてくれたからだ!」とするコメントや「北朝鮮は非常に強かったが、選手たちは最大限の努力を尽くしてくれた。結果については難しい…。しかし今大会を通じてあらゆる面で成長し、特にボールを持った時の距離感やゴールに向かう意識といった面で大きく成長した」と悔しさと成長を語る白井貞義監督談も掲載。
Another dominant display from Korea DPR! 🔥#U17WWC pic.twitter.com/OyBjm8UVAC
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2025年11月1日
海外からも、これまで堅い守備と機械のような組織的プレーで魅了してきた日本がここまで苦しめられることに驚愕していたようで「日本が5失点?信じられない…」、「日本は次の世代に向けてまた一から立ち直るだろう♪」などの声がSNSなどに続々寄せられていました。
この敗北により、今大会をベスト8で終えた日本。ロッカールームにはチームを支えてくれたFIFAや現地スタッフの方々への感謝メッセージが残されており、選手たちはさらなる成長を心に誓ったことでしょう。
🔹U-17日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2025年11月1日
試合後、選手たちがロッカールームに残したメッセージ✍️#U17WWC @FIFAWWC#夢への勇気を #U17日本女子代表#jfa #daihyo #nadeshiko #サッカー日本代表 pic.twitter.com/XW9xRvVfsH



