今年も年末が近づき、FIFAからは激動の今年を総括するような記事が続々投稿。その中で、「今年台頭したアジア女子の新星たち」とのタイトルで、なでしこジャパンやU世代のW杯で活躍した日本勢が紹介され、今後の成長に大きな期待と注目が寄せられているようです。
https://www.fifa.com/ja/news/articles/six-asian-players-2024-afc-ja
FIFAからは、「今年台頭したアジア女子の新星たち」とのタイトルで日本の若き選手たち3選手が紹介。「パリ五輪やU世代のW杯などで次世代の才能が世界の舞台で輝きを放った!」としながら、「今年目覚ましい活躍を見せたアジアの新星たちに注目して紹介する」として、その1人目に谷川萌々子選手を選出。
記事の中で「五輪という大舞台で一際大きな存在感を示し、特にグループステージ第2節のブラジル戦で、試合終了間際のアディショナルタイムにスーパーゴールを決めチームを勝利に導いた!」などと歓喜の瞬間を振り返りつつ、「まだ19歳の谷川は、2年前はU-17女子W杯でプレーしていた超新星であり、ポテンシャルはアジアサッカーの中でも随一!2027年W杯まではまだ時間が残されており、彼女が今後どのような成長曲線を描いて、なでしこジャパンの中心選手となるか目が離せない!」と熱弁。
そしてなでしこの2人目として、U-20女子W杯でチームの得点源として躍動し、準優勝まで導いた松窪真心選手を選出。「U-20女子W杯に出場した松窪は日本代表の攻撃を牽引し、大会を通じて3得点1アシストの活躍を見せてシルバーボール賞を受賞した!これらの活躍が評価され、10月26日の韓国戦でなでしこジャパンに初招集されたが、この試合の出場は残念ながら見送られた。しかし来年以降もこのパフォーマンスを継続することができれば、そう遠くない未来で彼女がなでしこジャパンの一員としてデビューする姿が見られるだろう!」と期待感を示すと…
最後の3人目として眞城美春選手を紹介。「インドで開催されたU-17女子W杯では15歳で代表に飛び級召集され、グループリーグ2戦目から準々決勝までの3試合で2歳上の谷川萌々子とダブルボランチを組んで先発出場していた経験がある。自身2度目となるU-17女子W杯でも、際立った存在感を発揮し日本代表の躍進を支えた。まだ17歳だが、2027年の女子W杯までに大きな飛躍を成し遂げて、大舞台で躍動する可能性は十分に秘めている!」とこちらも期待を込め注目していきたいことなどを熱く語っており、
文末に「アジア女子サッカーの未来」として、「2024年を通して明らかになったのは、アジア女子サッカーの未来が非常に明るいということだ。北朝鮮はU-17とU-20の両方の大会で圧倒的な実力を見せつけ優勝し、日本もU-20大会では決勝まで進んだ。五輪、U-17、U-20といった舞台で見られた新星たちの活躍は、アジアが世界の女子サッカー界で確固たる地位を築く準備が整っていることを示している。これからの数年間、彼女たちがどのように成長しさらなる高みへと進むのか、見守り続ける価値があるだろう!」と3年後4年後の各世代のW杯や五輪への期待を示していました。
この記事の中で紹介されたアジアの新星は6選手。その筆頭として谷川選手が紹介され、ついでU世代で躍動したチェ・イルソン選手ら北朝鮮2選手、そして韓国のチョン・ユギョン選手となっており、FIFAからの日本選手への期待の高さが伺い知れる記事となっています。
白井貞義監督は不動ですが、A代表もU世代も新監督が就任しベスト8の壁を破り、再び世界の頂点が期待されている各世代のなでしこたち。日本のみならず、FIFAやAFCなどからもこれからも大注目のチームとなりそうです。