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【U17女子W杯 vsポーランド】「桜の国のチームは超一流だ‼︎」FIFA・AFC・相手協会から日本戦プレビューが続々投稿‼︎

 

スペインがアメリカを3-1で下し、熱い闘いの幕が切って落とされたU-17女子W杯。4大会ぶりの優勝を狙うU-17女子日本代表・リトルなでしこの初戦・ポーランド戦を翌日に控え、FIFAAFC、相手協会などからは、興味深いプレビューが続々投稿されています。

 

 

日本時間10月17日早朝から、各グループステージ初戦がスタートした今大会。グループBではいきなりスペイン対アメリカという優勝候補同士の好カードとなり、日本との直前トレーニングマッチでも3得点を挙げたアルバ・セラート選手らの活躍で、スペインが3-1と勝利。

 

開幕から沸いた今大会2日目となる日本時間18日早朝からは、日本と北朝鮮という元チャンピオンが登場するとあって、FIFAからは各試合のプレビューが投稿。

https://www.fifa.com/ja/tournaments/womens/u17womensworldcup/dominican-republic-2024/articles/matchday-two-preview-korea-dpr-mexico-kenya-england-japan-poland-brazil-zambia-ja

「2014年王者の日本はニュージーランドと並び、これまで全大会に出場を続けているわずか2チームの一つだ。そしてさらに鮮烈なのは、グループステージ突破率も100%を誇っていること。8度目のグループ突破に向けた最初の相手は初出場のポーランド。欧州の新興勢力は、6月のUEFA予選で3位フィニッシュを成し遂げた勢いを持続したいところだ…」などと日本の勝利を期待。

 

また、優勝候補の一角・日本を率いる白井貞義監督からの談話も投稿。

https://www.fifa.com/ja/tournaments/womens/u17womensworldcup/dominican-republic-2024/articles/u17-womens-worldcup-japan-shirai-interview-ja

今大会に挑む意気込みとして「1年前から一緒に活動してきたが、ようやく今大会を迎えられるというワクワクした気持ち。先日U-20女子W杯で日本が準優勝したが、それ以上を目指したい!と語ると、日本の若い世代が世界を席巻する理由について、「日本での日々の指導が非常に重要。日本の指導者たちはU-12やU-15の世代からしっかりとしたトレーニングを行なっており、そこで培った力がこの世代の活躍につながっている…」など指導者たちに感謝を述べた白井監督。

 

また今回挑むチームで特に重要視している点として、「日頃から選手たちには『ミスを恐れずにチャレンジしてほしい』と伝えている。チャレンジの裏側には必ずミスがあり、ミスをするとネガティブに捉えられがちだが、ミスを通じて成長することができ、挑戦なくして自分の強みを伸ばすことはできない!だからこそ思い切ってトライする姿勢を大切にしている」など若さ故の成長を見越した指導方針を明かしてくれていました。そんなチームには非常に個性豊かな選手たちが多く、この経験を通じて世界を常に意識してほしいことも明言。



 

その一つの手段として、A代表であるなでしこジャパン加入については「過去大会で活躍した選手たちが、現在なでしこジャパンの主力としてプレーしている姿を見て、選手たちも『自分もあの舞台に立ちたい』と大きな刺激になっている」と目標の場であることを確認。その上で、「夏のオリンピックで谷川選手はブラジル戦でゴールを決めたが、あのような遠くからでもゴールを狙う積極的な姿勢は、見ていた選手たちを勇気づけたはず。そうした目標があることは非常に良い影響を与えている!」と先輩谷川選手の積極性を絶賛。

 

そしてアジアのライバル北朝鮮について、「彼女たちは日本にとって非常に良きライバル。U-17女子アジアカップ決勝では負けているが、目標としてその国を倒すという強いメンタリティーをもてることは大きな意味がある…」と倒すべき目標の一つとして設定しているとのこと。

 

そして記事の最後には、「今大会で対戦するポーランド・ブラジル・ザンビアは、どのチームも身体能力が非常に高い。我々は強みであるボールを持っていない時の準備をしっかりと行ない、相手に自分たちの良さを発揮させないことが重要で日本のスタイルを貫きたい!我々の特徴として、選手同士の距離感を保ちながら短いパスで相手を崩すこと、そしてボールを取られた瞬間の切り替えの速さがある。また、個々の選手がもつ特徴を最大限に活かすプレーができることも大きな強み。大会現地のドミニカ共和国の皆さんには…日本のサッカーを見て『サッカーってこんなに楽しいんだ』と感じてもらえるような試合を見せたい。遠方から見てくれる日本のファンの方々には、若手育成がここまで結実していることを感じてもらい、また見たいと思っていただけるようなサッカーを展開したい!」と熱弁。

 

そんな充実したプレビューや白井監督からの談話に負けじと、AFCからもポーランド戦プレビューが投稿。アジアを代表しての参戦で、U-20W杯でのアジア勢の台頭により、AFC会長からも優勝が熱望されている日本には、「もっと先に行く力を持ち合わせている!」と断言。

 

その上で、「2度目の優勝を目指す日本には、この大会に臨むだけの実力と才能があると感じている。アジアカップでは準優勝に甘んじたものの、日本はそのプレーの質の高さを印象づけ、ポーランドという未知の相手にも優位に試合を進めるだろう…」とすでに勝利を予言。

www.the-afc.com

 

そして今大会初戦の相手であるポーランドサッカー協会からは、「史上初のトーナメント!U-17ポーランド代表チームがW杯をスタート!」とのタイトルで、日本のことを「桜の国からのチーム」と呼称し、グループステージにおける難敵で、一流のライバルであると表現。

 

チームを率いるマルシン・カスプロヴィッチ監督からは、「日本は非常に機敏で素早くボールを操作する。またセットプレーも駆使し多くのチャンスを作り出す。そしてDFもよく組織されたチームだ…しかし我々も自分たちのサッカーを展開したい!」と難しい展開を予想。

www.instagram.com

多くの経験とそれらをもとに育成されてきた日本に対し、チャレンジャーとして挑むポーランドからは、日本の強みであるパスを可能な限り制限し、縦を意識した攻撃を多くしたいと明らかにしており、それらのトレーニングの様子などを次々と公式SNSに投稿しています。

www.laczynaspilka.pl

 

一方の眞城美春選手が合流したリトルなでしこは、現在初戦会場となるサントドミンゴに到着し最終調整をしているものと思われ、なでしこ公式SNSからはチームの最新情報が続々と投稿・更新されています。