パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップのノックアウトステージで、開催国・カタールとの初戦に挑むU-23男子日本代表。AFCからのプレビューが投稿されると、続けてカタールサッカー協会SNSからも、監督や選手らから日本戦に向けての意気込みが語られています。
韓国とのグループステージ最終戦においては、ボール支配率で上回り、幾度となくチャンスを作るも活かせず0-1で敗れていた日本。続く決勝Tであるノックアウトステージでは、文字通り負ければパリへの道も閉ざされてしまうことから、緊張感が高まっています。
このグループステージ終了後、「3戦目までプラン通りに臨むことができて、一人を除いて22名の選手が出場することができた。負けたことは選手も当然悔しいと思うが、我々の目的としてハッキリしているのは勝ち上がること。ここからは一発勝負になるので相手がどこであろうと勝ちにいくだけだと思う。決定機は作れていたので、そこは自信をもってこれをやり続けることが大事だし、その中でカウンターを受けないように守ることについても準備していきたいと思う」と力強く語ってくれていた日本の大岩剛監督。
続く決勝T初戦の日本の相手は開催国であるカタールとなっており、会場は間違いなく完全アウェーとなることでしょう。またカタールにはA代表にも選出されている選手もおり、日本にとって難しい試合が予想されますが、この試合のプレビューをAFCが投稿。
カタールは現在、A代表にも選出されているエースのアル・ラウィ選手を負傷で欠いていますが、イリディオ・バレ監督は「彼が100%準備ができている場合にのみ参戦させる…」と明言し、日本戦での起用についてはまだ決めかねていることを語っていました。
そんなバレ監督は、カタールサッカー協会の公式SNSにおいて「日本には、チーム力だけでなく個人の高いスキルもあることから、難しい試合になることは承知しているが、それに対する準備はできている。この試合は、カタールだけでなく日本にとっても難しいものだ。我々はカタールが勝利し次のステージへと進むことを信じている…」と語ると、選手たちからも「日本には多くの強みがあるが、監督とともにチーム一丸となってこの試合に挑みたい!」と語られるなど、日本の地力の高さなどについて戦々恐々であることを明かしていました。
🎙- أبرز ما جاء في المؤتمر الصحفي لمنتخبنا الوطني تحت 23 الخاص بمباراة اليابان بدور ربع نهائي كأس آسيا تحت 23 سنة 🇶🇦 🏆. #العنابي#الطريق_إلى_باريس pic.twitter.com/4GDxdLKdqQ
— الاتحاد القطري لكرة القدم (@QFA) 2024年4月24日
そんな日本については、AFCから決勝Tの画像がSNSなどに投稿されると、各チームのサポーターの方々が反応。中には、日本がカタール戦で勝利し、ベトナムに勝利するであろうイラクにも勝利し、決勝ではインドネシアと戦うのではないかという予想も飛び出しています。
✨𝐊𝐍𝐎𝐂𝐊𝐎𝐔𝐓 𝐒𝐓𝐀𝐆𝐄✨
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) 2024年4月23日
The last 8 will battle it out all the way to the Continental glory.
Who will be crowned as Asian champions in this edition?#AFCU23 pic.twitter.com/K0oqPwP1ec
そんな日本時間25日23時キックオフのカタール戦は、NHK総合にて全国生中継される他、DAZNでの配信もあり、ベスト4入り、そしてパリ五輪出場権獲得に向け、サポーターの方々から声援が送られるでしょう。