準々決勝でイタリアに敗れ、パリ五輪での戦いを終えたバレーボール男子日本代表。選手たちからこれまでの応援に感謝する投稿などが続々報じられていましたが、山内晶大選手から代表引退投稿があると、海外メディアやファンから惜しむ声が続々と寄せられています。
世界ランク2位のイタリアとの準々決勝では、序盤は日本ペースで2セットを連取するも、第3セット終盤から流れが変わり、一気に逆転され敗北となっていた日本。選手たちからは悔しさと自責の念が報じられていましたが、ファンの方々からは労いの声が寄せられていました。
大会後は、髙橋藍選手や関田誠大選手らから「沢山の応援ありがとうございました!最高のチームでした!!」などとこれまでの声援に感謝する投稿が続々。それらの投稿には、これまで苦楽を共にした最高のメンバーが、最高の表情で写る画像が数多く添付されていました。
そんな投稿に混じり、日本屈指のミドルブロッカーとしてVNLやパリ五輪でも大活躍となっていた山内選手からも「パリオリンピック!本当にたくさんの応援ありがとうございました。結果は目標としていたものにはならなかったですしとても悔しい結果ですが、Last Danceだから出し切れましたし、みんなで戦ったオリンピックはとても誇りに思います。楽しい時も苦しい時もこのチームで色々経験しましたが貴重で幸せな時間でした。日本からの応援も現地での応援もありがとうございました!」との投稿があるとファンの方々は驚愕。
最後に、2014年からの10年間の代表生活は長かったことが語られており、事実上の代表引退投稿となっていたのです。これまで強い男子代表を築き上げてきたフィリップ・ブラン監督の退任や、パワフルなプレーで魅了してきた髙橋健太郎選手の代表引退に続き惜しむ声が…。
その声は海外メディアのVolleyball Worldからも寄せられており「今までありがとう、山内晶大」との書き出しから、山内選手の言葉を引用し「彼は高橋健太郎に続いて引退した2人目のミドルブロッカーだ!アキは今後も日本のリーグでプロとしてのキャリアを続けるだろう。あなたに幸運を祈り、TEAM JAPANのために尽力してくれたすべてのことに感謝する!」との惜別と今後の多幸を祈るコメントを投稿。
THANK YOU AKIHIRO YAMAUCHI 🇯🇵
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年8月8日
“I just want to say I’m super grateful for all the support we received from everyone.
The results were not what we had hoped for, but as it was the “Last Dance,” we gave it our all. I am extremely proud of everyone involved in competing in the… pic.twitter.com/I9s4jQGTUu
ハイキュー効果もあり、今や強くかっこいい日本男子バレーの魅力は海外へ発信されており、山内選手の代表引退に海外ファンの方々からは…
「最高のプレイヤーの1人だったのに、本当に残念でならないよ…」
「TEAM JAPANはあなたを迎えることができて幸運でしたね♪
あなたのこれからの成功を祈り、日本のためにあなたがしてくれたことすべてに感謝します…」
などの声が続々と寄せられていました。
歴代最強とも評されていた近年の男子バレーA代表。西田有志選手からも代表休養が報じられていますが、この強くカッコよく時にお茶目な龍神の選手たちの今後にも大きな注目が集まっています。