12月17日に組み合わせ抽選会が行なわれた、女子バレーボール世界選手権。日本は2連覇中のセルビアなどとともにプールHとなり、同組チーム協会から「対戦相手に恵まれず…」などと嘆きの声がある一方、いまだ発表されない新監督選定を急かす声も寄せられています。
五輪やネーションズリーグに次ぐバレーボール三大大会の一つである世界選手権。4年に1度の開催だった今大会は、来年から隔年開催に変更になるとともに、出場チームが24から32に増加。まずは各プール上位2チームが決勝ラウンドに進出できる予選ラウンド突破を目指します。
現地時間17日に開催国であるタイ・バンコクで行なわれた抽選の結果、前回大会5位で現在世界ランク7位の日本は、2連覇を達成している10位のセルビア、18位のウクライナ、27位のカメルーンとプールHに配属。この組み合わせをご覧になったファンの方々からは「おお…いきなりセルビアと同組かよ!2位まで通過できるみたいだけど日本女子は予選からいきなり試練だな…」、「ポット2で1番避けなければならない2連覇中のセルビアを引いてしまったか…」などセルビアとの対戦をおびえる一方、予選通過を確信する方々も…。
2025女子世界選手権の組み合わせが決定 日本は前回大会王者セルビア、ウクライナ、カメルーンと同組に
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年12月17日
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この結果についてセルビア連盟は、「バンコクで行なわれた抽選の結果、我ら2年連続世界チャンピオンであるセルビアの女子シニア代表チームは、日本やウクライナ、カメルーンとの対戦が決まった!」と今大会も誰が相手でも恐れないことを公式サイトで報じた一方…
ウクライナ協会からは、「対戦相手に恵まれず…」とのタイトルで、 「本日組み合わせ抽選が行なわれたが、我らが代表チームの第1ステージ抽選は非常に不運だったとしか言いようがない…結果は自身の目で確かめてくれ...現在の世界女子バレーの実情を理解している人なら、日本とセルビアが誰にとってもラッキーな相手ではないことを知っているだろう…従って、新年から新外国人スペシャリストが指揮を執ることになる我が代表チームだが、この2チームに勝利するためには本当の奇跡を起こす必要がある…」などと嘆きの声が寄せられています。
しかしこの発表に対する反応の中で、最も多かったのがいまだに発表されていない女子代表の新監督について。眞鍋政義氏の不祥事により、JVAからの発表を待っているファンの方々から「早く監督発表してください!」との声が上がっており、その声は海外の方々からも…。
また、これまで代表チームをプレーでも精神的にも支えてきたエースの古賀紗理那選手の現役引退もチームにとっては大きな損失で、「古賀選手の後継ぐ女子日本を率いるエースの育成と発掘を!」などとの声も上がり、そのためにも一刻も早い監督選定が望まれているのです。
新監督を早々に発表し、チームとしても熟成しつつある男子代表に対し、女子代表に不安を感じているファンの方々も多く、ネーションズリーグやこの世界選手権でのパフォーマンスや結果が期待されています。