オーストラリアとニュージーランドの共同開催で行なわれているサッカー女子W杯。
なでしこジャパンのグループステージ突破で話題となっていますが、今大会の開幕戦でジャッジを務め話題となった日本人審判団に、またも世界中から称賛の声が寄せられています。
グループステージでザンビア、コスタリカに連勝し、海外メディアが『優勝候補』とまで評するなでしこジャパン。
そんななでしこの選手たちに負けないほど、今大会で話題となっているのが、山下良美さん、坊薗真琴さん、手代木直美さんの3人の日本人審判団。
開幕戦のニュージーランド対ノルウェー戦で登場すると、今大会から本格導入されているVAR(ビデオアシスタントレフェリー)を使用する場面があり、山下主審がヘッドセットマイクを通じ、力強く場内に宣言したことが大きな話題となっており、再登場が期待されていました。
そんな日本人審判団のナイスジャッジぶりは、日本だけでなく海外からも称賛されており、海外メディアの「SPORTING NEWS」は山下主審らのこれまでの功績を絶賛した上で「VARを使用した最初のレフェリーとして歴史に名を刻んだ!」と大々的に紹介。
また、7月27日にアメリカ対オランダ戦に再び山下主審ら3人が登場することについて「彼女たちのホイッスルは、結果を決定する大きな責任を負うことになるだろう…」と強豪チーム同士のビッグマッチを裁くことの重責を書き綴っていたのです。
そんな緊張感のある試合でも、冷静に、そして的確に笛を吹き、ヒートアップする場面においても素早く仲介に入るなど躍動した3人。
無事試合は終了し、ほっと胸を撫で下ろしていると、3人が使ったロッカールームに「ARIGATOU.ありがとう。THANK YOU!!」の文字が…。
❤️ARIGATOU❤️
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) 2023年7月27日
日本のマッチオフィシャルである山下良美(以下、敬称略)、坊薗真琴、手代木直美、そして韓国のキム・ユジョンが、試合後のウェリントン・スタジアムの更衣室に感謝のメッセージを残してくれました
リスペクトあるのみです 👏 pic.twitter.com/82jEDjMevP
なでしこジャパンの選手たちも、ザンビア戦後にロッカーやテーブルの備品を綺麗に整理整頓し、ホワイトボードにローマ字と日本語で「ARIGATOU、ありがとう」と書き残すと、大会公式SNSが取り上げ、世界中でそのマナーの良さが絶賛されていました。
Arigatou, @jfa_nadeshiko! 🫶#BeyondGreatness | #FIFAWWC pic.twitter.com/LwfjsKXayD
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2023年7月22日
今回の日本人審判団の方々のこの善行も、大会公式SNSが取り上げ「日本のマッチオフィシャルである山下良美、坊薗真琴、手代木直美、そして韓国のキム・ユジョンが、試合後の更衣室に感謝のメッセージを残してくれました。リスペクトあるのみです!」と絶賛。
これを知った世界中の方々からは、
「強豪国同士で注目が高い試合の主審等を日本人が務めきったことは素晴らしい!
それに加えこの感謝の言葉は最高すぎる!」
「彼女たちのファンになったよ♪」
などといった称賛の声が続々と寄せられています。
この3人のナイスジャッジぶりに加え、日本人らしい素敵な品格を見せてくれた日本人審判団には、世界中の方々から「ぜひまたその姿が見たい!」とのおねだりの声が寄せられていました。