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【フェンシング世界選手権】「色々と衝撃すぎた…❤︎」快挙尽くしの日本に歓喜と期待の声♪

 

7月22日からイタリア・ミラノで開催されていたフェンシング世界選手権に、日本から6種目に30選手が参戦。

 

30日の最終日までに、前回女王の江村美咲選手の2連覇や、男子フルーレ団体で史上初の金メダル獲得など、快挙尽くしとなった日本勢に歓喜の声が寄せられています。

 

 

2008年の北京オリンピックで、太田雄貴選手が銀メダルを獲得するまで、オリンピックではメダルを獲得できずにいた日本ですが、そこから一転。もはや、フルーレが日本の『お家芸』と呼ばれるにまで成長し、『強豪国』と呼ばれるまであと一歩となっていた日本。

 

今大会は、フルーレ、エペ、サーブルのそれぞれ男女個人と団体が実施。大会第4日の男子サーブル個人では、東京オリンピック代表だった吉田健人選手が準々決勝で敗れ、4強入りは逃したものの、この種目で日本勢初の入賞という快挙を達成すると、その後も快挙ラッシュ。

 

 

大会第6日には女子サーブルで、前回大会女王の江村選手が、決勝でギリシャ選手相手にカウンターを鮮やかに決めると、男女を通じて日本勢初の2連覇を達成。江村選手はこの快挙により、この種目日本女子初となるオリンピックメダリストへの夢へと前進していました。

 

 

その後も、日本代表の主将である松山恭助選手が、男子フルーレで準決勝まで駒を進めると、その準決勝では途中左足を痛め歩けないほどの状態になりながらも奮闘。昨年はW杯で優勝し、今大会も自身初の銅メダルに輝き、オリンピックに向け期待をもたせてくれました。

 

 

また、個人で日本勢初の入賞という快挙を達成した吉田選手がチームを牽引した男子サーブル団体でも、ストリーツ海飛選手、小久保真旺選手、坪颯登選手とともに奮闘。強豪国には敗れたものの、中国に競り勝っての7位入賞は、世界選手権で初の快挙となっています。

 

 

その直後に行なわれた女子フルーレ団体の3位決定戦でも、宮脇花綸選手が6連続ポイントで試合の流れを掴むと、東晟良選手も連続ポイントを奪うなど、アメリカ相手に粘り強さをみせ、16年ぶりとなる世界選手権でのメダル獲得という快挙を達成。

 

 

そして男子フルーレ団体では、決勝で中国を破り優勝という最高の結果に。この全種目を通し、世界選手権での団体金メダル獲得という初の快挙に、国際フェンシング連盟理事の太田さんも喜び、その太田さんから金メダルが授与されるという、最高の締めくくりとなっていました。

 

 

この快挙尽くしとなった大会をご覧になっていた方々からは、「今回の世界選手権すごいなあ…日本がこんなに強くなるなんて思ってもみなかった♪」という喜びの声とともに、「オリンピックに向けての良い流れになっててパリが楽しみ♪」との声も寄せられていました。

 

 

先日米グレースノート社から発表された、パリオリンピックで日本が獲得するであろうメダルは54個。金メダル候補には江村選手が入っていますが、その予想に変化をもたらすかもしれない良い結果となっていました。

 

 

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