7月31日、サッカー女子W杯グループリーグ1位通過を懸け、世界ランク11位の日本代表・なでしこジャパンは、世界ランク6位のスペインと激突。
格上の相手ながらも、日本が4-0と嬉しい勝利を飾ると、ファンの方々から歓喜の声が寄せられています。
冬のオーストラリアとニュージーランドの共同開催となっている今大会。
初戦でザンビアに5-0で快勝すると、続くコスタリカ戦でも組織的なパス回しや鉄壁のディフェンスをみせ、2-0と無失点で勝ち点を6に伸ばし、4大会連続となる決勝トーナメント進出を決めていた日本。
海外メディアから『優勝候補』と評されるなでしこジャパンは、前日練習を報道陣に公開。
武器である正確なパス回しなどを披露し最終調整を終えると、池田太監督からは「スペインは質の高い選手が揃っている!難しい試合になるだろう…」と最大限の警戒が語られていました。
🔹#なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年7月31日
【2023.7.30 Training Report✍️】
吐く息が白くなるほど冷え込む中、ウェリントンで前日練習を実施⚽️
勝利すればグループステージ首位通過が決まるスペイン戦は、本日16:00キックオフです。#FIFAWWC #JPN#なでニコ #夢への勇気を#jfa #daihyo #nadeshiko
ともに2連勝で、決勝トーナメント進出を決めている日本とスペインの注目の一戦は、日本時間16時過ぎにキックオフ。前半からボールを支配するスペインは、5分にシュート場面があると、前線を上げる積極的なディフェンスで、日本をなかなか自陣に攻め込ませません。
すると前半12分。ディフェンスから日本が長いクロスを上げ、それに素早く反応した宮澤ひなた選手がボールを受けると、ゴールキーパーとの1対1を冷静に決め先制。その後もスペインの隙をつき、28分には植木理子選手がゴール前でシュートを放つと、相手選手に当たり追加点に。
前半終了間際にも、前線でボールを奪うと丁寧にパスをつなぎ宮澤選手が3点目をあげ、日本のリードで前半終了。後半も積極的にゴールを狙うスペインに対し、鉄壁のディフェンスから攻撃の糸口を作り出そうとする日本は、決勝トーナメントを見据え次々と選手を交代。
スペインも選手を交代しますが、日本の鉄壁の守備を攻略することができず、逆に試合終盤には、途中出場の田中美南選手がゴール正面に華麗なシュートを放つとゴールに吸い込まれ、ダメ押しの4点目を奪った日本は、このまま笑顔で試合終了。
🇯🇵𝙉𝘼𝘿𝙀𝙎𝙃𝙄𝙆𝙊 𝙅𝘼𝙋𝘼𝙉🔷
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年7月31日
🏆FIFA 女子 #ワールドカップ 2023 🇦🇺🇳🇿
⚔️グループステージ第3節
🇯🇵#なでしこジャパン 4-0 スペイン代表🇪🇸
NEXT MATCH⏩
⚔️ラウンド16
🗓8.5(土)⌚️17:00(🇯🇵)
🆚ノルウェー代表🇳🇴
📺NHK総合/NHK+(LIVE)
📱💻FIFA+ (LIVE)
🔗https://t.co/nKJjh3VsTH#FIFAWWC… pic.twitter.com/g4s8GJsNHh
格上の相手で、序盤からボールを支配されていましたが、カウンターの隙を見計らい、ディフェンスの集中力を欠かなかった日本を海外メディアも絶賛。圧巻のカウンターでスペインを破りグループリーグ1位通過となった日本を、「優勝に絡んでくるだろう…」と報じていました。
このなでしこジャパンの快勝をご覧になったファンの方々からは、
「なでしこジャパンの王者感が凄い♪
毎回、見応えありすぎるね!」
「女子サッカー詳しくない私でもスペイン相手に勝利したことが偉業なのはわかる!」
などといった称賛の声が寄せられていました。
この試合の前に、決勝トーナメントの相手となるグループAのチームが決定しており、グループC1位通過の日本は、8月5日の決勝トーナメント1回戦で、世界ランク20位のスイスと対戦することとなっています。