一度は中止となるも、急遽開催が決まったAFC女子クラブチャンピオンシップにおいて、現代レッドエンジェルズとの決勝に挑んだ浦和レッズレディース。先制点を奪われるも、サポーターの方々の声援に後押しされ2-1で勝利し、見事アジアチャンピオンとなりました。
女子版ACLのプレ大会として開催されていた今大会でしたが、AFCから急遽中止が発表…。それでも決勝を闘う両チームや両国の訴えにより開催と、浦和駒場スタジアムでの最終戦が決まると、多くのレッズサポーターの方々が駆けつけ、会場はレッズコールに…。
そんなサポーターの方々からの大声援の中スタートした前半。互いに積極的なプレスを展開し攻めあぐねますが、前半13分に浦和レディースの守備のミスを見逃さなかった現代レッドエンジェルズのイ・ソヒ選手が強力なミドルシュートを放ち、これが先制弾となります。
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— #ACL 公式 (@TheAFCCL_jp) 2024年5月10日
しかし、そんなことでは挫けない浦和レディースは頼れるスコアラーの清家貴子選手が、苦しい位置からのシュートで同点に追いつくと、この勢いのまま前半26分に島田芽依選手がコーナーキックに頭で合わせ2-1とし、このまま試合を終え勝利した浦和レディース。
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— #ACL 公式 (@TheAFCCL_jp) 2024年5月10日
その瞬間、勝利を信じ声を枯らして声援を送り続けたサポーターの方々から、湧き上がった歓喜の声。この試合の様子は、JFA公式YouTubeでライブ配信されており、現地に足を運ぶことができない多くのファンやサポーターの方々により視聴され、この浦和レディースの勝利に…
「浦和レディースのアジアチャンピオン本当におめでとうございます♪」
「ケガでいない選手もいる中、今のメンバーで掴んだアジアの頂点!
本当におめでとうだし、皆さんを誇りに思います!」
など祝福の声が続々と寄せられ続けていました。
また、この試合を速報していたAFCも、試合後ハイライト記事などを次々投稿。大会公式SNSでは、「三菱重工浦和レッズレディース、優勝おめでとうございます!」とのコメントとともに、「The TOP of ASIA 浦和の誇り」と掲げられた横断幕の前で笑顔の選手たちが…。
🏆AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament Final🏆
— #ACL 公式 (@TheAFCCL_jp) 2024年5月10日
🇯🇵#三菱重工浦和レッズレディース、優勝✨
🎊おめでとうございます🎉#AFCWomensClub pic.twitter.com/xM9ydO4JJl
また、公式サイトでも「浦和レッドダイヤモンズ・レディースが反撃でタイトル奪取だ!」とのタイトルで、現代レッドエンジェルズを2-1で破ったことや、清家選手のチームに勢いをつけた執念のゴール、そして選手一人一人が躍動する場面を事細かに紹介。
最後は、「相手の猛攻を抑え、浦和レッドダイヤモンズが守りきりアジアチャンピオンのトロフィーを手にした!」と歴史に名を刻んだことを称賛し、浦和レディースの選手たちの笑顔の画像を数多く投稿してくれていたのです。
この優勝により、男子とともに『男女アジアチャンピオン』となった浦和レッズ。日本のみならず、アジアチャンピオンとなったことで、男女各リーグの、そして日本のサッカーの実力の高さを示してくれていました。